インフルエンサーへの依頼方法は?PR案件の料金相場やDMの例文、TikTokを活用した成功事例を紹介

この記事を読んでいるあなたは、

  • インフルエンサーにPRを依頼する方法や、DMで依頼する際の例文が知りたい
  • インフルエンサーに依頼するメリットや料金相場を知りたい
  • インフルエンサーを活用したPR案件の成功事例を知りたい

上記のように考えているかも知れません。

この記事では、そんなあなたに向けて「インフルエンサーにPR案件を依頼する方法や料金相場、DMで依頼する際の例文」などを紹介していきます。

なお、おすすめのTikTok運用代行・コンサル会社の料金相場や依頼できる業務内容について以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、SNSを中心に大きな影響力を持つインフルエンサーに自社の商品やサービスを紹介してもらうマーケティング手法です。

SNS界隈で絶大な支持を集めているインフルエンサーに消費者目線で商品を取り上げてもらうと共感性が発生し、結果的に自社で紹介するより売れやすくなるといったこともあります。

近年ではインフルエンサーを使ったマーケティングが伸びてきており、インフルエンサーマーケティングの市場規模は右肩上がりになっています。

インフルエンサーマーケティングが始まった当初は市場規模が219億円でしたが、2021年は425億円、2025年は723億円に達すると予想されています。

インフルエンサーマーケティングは年々市場規模が増加しており、企業にとっての重要度も高くなっていくと考えられます。

インフルエンサーの分類

インフルエンサーはフォロワー数に応じて、主に以下の5パターンに分類されます

分類特徴フォロワー数
メガインフルエンサー
  • 芸能人やモデルなどの著名人に多い
  • 宣伝効果が高く発信した情報は爆発的に広がる
100万人以上
ミドルインフルエンサー
  • SNS上で認知度が高い人たち
  • 美容や料理など特定ジャンルで働く人が多い
10万人以上
マイクロインフルエンサー
  • 特定の分野に特化した投稿をする人たち
  • 会社員や学生などの一般人も多い
1万人以上
ナノインフルエンサー
  • 共通の趣味を持つ人たち
  • 該当ジャンルであれば高いPR効果を得られる
千人以上
ライトインフルエンサー
  • ユーザーとの距離感が近い
  • 身近な存在なので信頼性が高い
千人以下

このように、インフルエンサーの分類によって、フォロワー数が異なったり、訴求効果が異なったりします。

どのインフルエンサーに依頼するのかといった点も、インフルエンサーマーケティングでは重要な要素となります。

インフルエンサーにPRを依頼するメリット

メリット

インフルエンサーにPRを依頼するメリットは以下の通りです。

  • 自社商品に適した属性のユーザー層にアプローチしやすい
  • 通常の広告を出稿するよりも、一般ユーザーに受け入れられやすい
  • SNSでの口コミやバズによる情報の拡散を期待できる

インフルエンサーに依頼する主なメリットは共感性と爆発力です。

消費者であり、身近な存在であるインフルエンサーから商品を勧められると「あの人が使っているなら信頼できる」「自分も使ってみたい」と思ってもらいやすく、フォロワーは購入意欲をそそられます。

この効果は企業が主体となってアピールするといった従来のマーケティングではなかなか生み出せません

また、インフルエンサーはそれぞれ一定数のフォロワーが存在します。

インフルエンサーが商品を紹介すると、フォローしている人はその商品の存在を知ることができるところがSNSの仕組みです。

たとえば、フォロワー数が100万人いれば100万人近くの人がその商品を認知します。

さらにSNS特有のバズリが発生する可能性もゼロではありません。

仮に企業の商品を紹介した投稿がバズるとSNSユーザーの多くの人に情報が届く可能性があるため、その影響力はすさまじいものになります。

このように共感性と爆発力を秘めているのがインフルエンサーマーケティングの主なメリットです。

インフルエンサーにPRを依頼するデメリット

デメリット

インフルエンサーにPRを依頼するデメリットは以下の通りです。

  • ステルスマーケティング(ステマ)だと思われてしまう可能性がある
  • インフルエンサーの不祥事などによる炎上リスクがある

どちらもインフルエンサーがらみのトラブルです。

ステルスマーケティング(ステマ)とは、企業からPRを依頼されているのに、その事実を隠して宣伝する行為を指します。

フォロワーを欺いているので、仮に事実がバレるとインフルエンサーが炎上するのはもちろん、関与した企業も炎上の対象になるかもしれません。

ほかにもインフルエンサーがモラルの欠けた行動を起こし、炎上につながるリスクもあります。

インフルエンサーマーケティングは高い効果を得られる可能性がありますが、人の選定を間違うと逆に危機にさらされるのが特徴です。

仕事を依頼する際はその人の人間性をしっかりと見ておかなければいけません。

インフルエンサーに依頼する際の費用・料金相場

費用相場

一般的にインフルエンサーに依頼する際の料金は、フォロワー数×単価(円)で決定されることが多いです。

単価の幅はインフルエンサーの分類によって異なりますが、主に2~6円で定められています。

フォロワー数単価
メガインフルエンサー(フォロワー100万人以上)4〜6円
ミドルインフルエンサー(フォロワー10万人以上)3~5円
マイクロインフルエンサー(フォロワー1万人以上)2~3円

たとえば、フォロワー数が1万人の人に依頼すると10,000人×2~3円=20,000~30,000円が相場となります。

当然ながらフォロワー数が多いと訴求力も高くなって、莫大な費用が発生するので注意が必要です。

このようにインフルエンサーへの依頼はフォロワー数×単価で決まりますが、それ以外にも以下のスタイルを設けていることがあります。

  • 動画再生回数×単価
  • 商品購入やサービス利用で報酬が発生したとき(成果報酬型)
  • PRの必要費用をすべて負担(費用全額負担型)

費用は基本的にインフルエンサーの希望によって決まります。

必ずフォロワー数×単価で決まるわけではないので、事前に確認しておきましょう。

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インフルエンサーに仕事を依頼する方法

依頼する方法

インフルエンサーに仕事を依頼する方法は、主に以下の3つです。

  • インフルエンサーに直接DM(依頼文)を送って依頼する
  • インフルエンサーのマッチングプラットフォームを利用する
  • インフルエンサーの所属事務所に連絡する

それぞれ詳しく解説していきます。

個人のインフルエンサーに直接DM(依頼文)を送って依頼する

1つ目の方法は、直接インフルエンサーにメッセージを送るというやり方です。

SNSにはたくさんのインフルエンサーが存在しており、気になった人に対して直接DMを送ることが可能です。

中間業者を挟まずインフルエンサーと直接やり取りが可能なため、余計な費用が一切掛からず、やり取りもスムーズに行なえます。

一見するとメリットが多い個人へ直接依頼する方法ですが、結果を出すためにはインフルエンサーマーケティングのノウハウが必要になります。

中間業者が間に入ってくれる場合は、ある程度業者が対応してくれるので専門的な知識や経験はそこまで求められません。

しかし、個人と企業のやり取りの場合は、基本的に企業が主導権を握ることになります。

そのため、事前に知識がないとまともな提案ができず、インフルエンサーマーケティングに失敗する可能性があります

このように、インフルエンサーに直接依頼する方法はさまざまな知識や経験が求められるため、インフルエンサーマーケティングを初めて行う人にはあまりおすすめできません

ある程度インフルエンサーマーケティングを経験している中級者から上級者向けのやり方になるので気を付けましょう。

インフルエンサーのマッチングプラットフォームを利用する

2つ目の方法は、マッチングシステムを使って依頼する方法です。

最近では自社の商品を宣伝したい企業と、SNSでの影響力を使って商売をしたいインフルエンサーをマッチングさせるためのプラットフォームが多数提供されています。

マッチングプラットフォームを使うと以下の作業を行えます。

  • 親和性の高いインフルエンサーの選定
  • インフルエンサーへの連絡
  • インフルエンサーの管理
  • 投稿の効果分析

個人へ直接依頼すると管理が大変になりますが、マッチングプラットフォームを使えばずいぶんと楽になります。

そのうえ、自社におすすめのインフルエンサーも紹介してもらえるため、依頼人を探す時間も減ります。

世の中には数えきれないくらいのインフルエンサーがいるので自分で探すのは大変です。

しかも、自社ブランドの特徴にあった人を探す必要があるため、結果的にかなりの労力なってしまいます。

しかし、親和性の高い人を紹介してもらえるマッチングプラットフォームを利用することで、そういった負担を大きく軽減することが可能になります。

ただ、マッチングプラットフォームを利用しても以下の作業は自分で行う必要があります。

  • 最終的なインフルエンサーの選定と管理
  • 施策スケジュール管理
  • 商品してもらう商品の発送
  • 効果分析

上記のような作業を行う必要があるため、マッチングプラットフォームを利用する場合でも人的リソースとノウハウは必須となります。

そのうえ、利用料金を払い続ける必要もあります

マッチングプラットフォームはインフルエンサーを探しやすいといったメリットがありますが、ある程度のノウハウや利用料金が必要となります

また、マッチングプラットフォームによって作業可能な範囲も異なるため、利用前にどこまでの作業ができるのか確認するようにしましょう。

インフルエンサーの所属事務所に連絡する

3つ目の方法は、インフルエンサーの所属事務所に連絡するといった方法です。

インフルエンサーの所属事務所に依頼するといった方法には、以下のようなメリットがあります。

  • 豊富な経験に基づいた提案をしてもらえる
  • もろもろの手続きを任せることができる
  • さまざまなタイプのインフルエンサーが所属している

特に、自社では思いつかないようなアイデアや企画を提案をしてもらえるところが重要になります。

事務所に所属しているインフルエンサーは、普段から「どうやったらフォロワーが増えるのか?」「どうやったら拡散してもらえるのか?」といったことを常に考えながら活動しています。

そのため、自分のフォロワーの属性や自分のフォロワーがどんな情報を求めているのかといったことを誰よりも深く理解しています

インフルエンサー事務所に依頼すると、そういったインフルエンサーにしか分からない知識や経験を活かした提案をしてくれるため、企業側に知識がなくても効果的なマーケティングを行なってくれるといったメリットがあります。

さらに、炎上が発生したときの対処法も提案してくれます

インフルエンサー個人に直接依頼する場合は、炎上が起きた際などに事態があやふやになり、本人となかなか連絡が取れなくなるといったケースもあります

しかし、事務所を通して依頼する場合は、炎上が起きたとしても事務所側がフロントに立って対処してくれます。

また、インフルエンサーの所属事務所にはさまざまなインフルエンサーが所属しているため、通常では繋がれないようなインフルエンサーとも所属事務所を通せば起用できるといったこともあります。

インフルエンサーに依頼する際の料金や業務内容も明確になっているため、面倒な交渉や打ち合わせをする必要がなく、自社の作業量を減らせて本業に集中できるのもメリットです。

しかし、実績がなく信頼性のない事務所を選ぶと思ったような成果を得られません。

インフルエンサーの所属事務所にマーケティングを依頼する場合は、その事務所の実績や信頼性をよく確認しておくようにしましょう。

インフルエンサーにDMで依頼する際の例文(テンプレート)

メッセージのテンプレート

続いて、インフルエンサーにDMを送る場合の例文を紹介していきます。

DMでマーケティングを依頼する際は、以下で取り上げるテンプレートを参考にしてください。

Badな依頼文

以下の依頼文は悪いのでおすすめしません。


はじめまして!

○○に興味ありませんか?(^-^)

弊社は化粧品を取り扱っていて、今回は新商品の宣伝をお願いしたいと思い連絡しました(^^)/

お引き受けいただくと新商品をサンプルとして無料でお送りします。

その他に条件があれば相談可能です!

詳細を知りたい場合は返信していただければと思います。

ぜひぜひよろしくお願いします(^^♪


依頼を受けると新商品を無料でもらえて、場合によってはマーケティング料金も受け取れるといった、一見すると魅力的に見える文面です。

しかし、以下の点においては最悪と言えるほどのメッセージ例文です。

  • 企業の詳細がまったくわからない
  • 依頼した理由が鮮明になっていない
  • 友達のような距離感
  • 顔文字を乱発している

まず、上記の例文では企業の詳細がまったくわかりません。

化粧品を取り扱っていることはわかりますが、会社名や担当者名は一切不明です。

ヘタすると詐欺案件だと思われて、そのまま無視されてしまいます

また、距離感が近すぎるのも問題です。

気軽な文章を使うのが悪いことではありませんが、初対面の人に対しては失礼に当たります。

ある程度やり取りを重ねている場合は気軽な文章を使っても良いですが、時と場合を選びましょう。

もちろん顔文字や絵文字は論外です。

インフルエンサーも社会人であることが多いため、ビジネスメール調で送るようにしましょう

DMは気軽に送れるものですが、メッセージは丁寧さを心がけることが大切です。

Goodな依頼文

以下のような依頼文は受け取った相手にとって好印象です。


○○(インフルエンサーの名前)様

大変お世話になっております。

○○(自社の名前)株式会社の○○(名前)と申します。

この度は新商品の紹介で連絡させていただきました。

現在弊社では、○○という新商品を開発しております。

商品のURL:

○○様が提供するコンテンツを拝見したところ、弊社が取り扱う商品について深い理解があると判断いたしました。

弊社の商品への理解が深い○○様に、ぜひ弊社の新製品を紹介していただきたいと考えております。

報酬につきましては、1件当たり〇円と考えていますが、報酬面やそのほかの相談も対応可能です。

新製品も無料でお送りいたします。

もし本案件にご承諾いただける場合は、弊社のSNSアカウントにDMしていただけますと幸いです。

何卒ご検討宜しくお願い致します。


上記のポイントは以下の通りです。

  • ビジネス然として丁寧な文章
  • 最初に会社名や自分の名前の名乗る
  • そのインフルエンサーに依頼した理由
  • 具体的な仕事内容や報酬

最初の相手に対してメッセージを送る場合は、上記のポイントを含めましょう。

そのうえで、選定理由や条件などをより具体的に書けると好印象です。

たとえば「○○という商品を紹介している投稿に感銘を受けました」とほめると相手は悪い気がしません。

印象や条件が良いと「話くらいは聞いてみようかな」と思ってくれる可能性が高いです。

初対面の人にDMを送る際はぜひ参考にしてください。

インフルエンサーに依頼する際に考慮すべきポイント

ポイント

インフルエンサーに商品紹介を依頼する場合の注意点を紹介していきます。

インフルエンサーを選ぶ際は以下で取り上げるポイントを考慮しておきましょう。

目標を明確に設定して、インフルエンサーを何人かピックアップする

インフルエンサーを選ぶ前に、まずはインフルエンサーマーケティングを利用する目的を明確にしましょう。

一概にインフルエンサーマーケティングといっても、主に4つの段階に分かれます。

段階役割施策例
認知認知が拡大するための土台作りインフルエンサーにSNS上で宣伝してもらう
興味・関心認知させた商品に興味を持ってもらうインフルエンサーに商品のキャンペーンを告知してもらう
検索ユーザーは商品を購入する前に検索して情報収集する

興味のある読者に対してレビューを提供して購入意欲をそそる

詳しい商品のレビューを書いてもらう
購買購入につなげる直接的につなげるSNSの設定(InstagramのストーリーにURLを貼るなど)を利用して誘導してもらう

それぞれの段階には役割が備わっています。

まず、新商品を認知させたい場合はインフルエンサーにSNSで宣伝してもらうのがおすすめです。

認知段階ではフォロワー数が多いほど効果が表れます。

新商品の認知度が上がってきたあとは、興味を持ってもらいましょう。

たとえば、新商品の割引キャンペーンが行われていると、興味がある人は食いつきます。

そのキャンペーン自体をインフルエンサーに宣伝してもらうと効果てきめんです。

興味・関心段階をクリアした後は、検索するユーザーに焦点を当てていきます。

最近では、多くの人が商品を購入する前にネット・SNS検索する傾向にあります。

「商品名 口コミ」「商品名 評判」といった感じで調べたことがある人も多いでしょう。

実際に使った人のレビューを見て、良さそうだと判断した場合は購入へといたります。

そこでインフルエンサーにレビューを書いてもらうというわけです。

検索段階まで来ると基本的に終わりますが、必要であれば購入フェーズを利用してブーストをかけるのも良いでしょう。

このようにインフルエンサーに依頼すると言っても、4つの段階に分かれます。

まずはどの効果を得たいのか明確に定めましょう。

目標が決まった後は、インフルエンサーを複数人選定していきます。

インフルエンサーのフォロワー属性が自社商品にマッチしているか確認する

インフルエンサーを選定するときは、フォロワーが自社の商品とマッチするかどうかも重要です。

たとえば、そのインフルエンサーが20代女性であっても、フォロワーも20代女性とは限りません。

場合によっては男性フォロワーが多かったり、年上のフォロワーが多かったりします。

フォロワーの属性を見極めきれずに依頼した場合、ミスマッチが生じて思ったような効果を得られません。

結局インフルエンサーにお金だけを支払って無駄に終わることとなってしまいます。

インフルエンサーマーケティングの効果を最大限得るためには、そのインフルエンサーのフォロワー属性まで確認しておく必要があります。

フォロワー属性を見極めるポイントは、過去の投稿を見るとわかりやすいです。

過去の投稿を見て自社のジャンルとマッチングすれば、インフルエンサーマーケティングの高い効果を得られます。

ちなみに、過去の投稿を見るときはエンゲージメントを見ることも重要です。

フォロワー数だけでなく、普段の投稿のエンゲージメントを確認する

SNSにおけるエンゲージメントとは、投稿に対して反応したユーザーのことを指します。

エンゲージメントを分析することで、そのインフルエンサーが持つ具体的な影響力を知ることができます。

SNSではフォロワーが重要となっていますが、必ずしもフォロワー数の多い人が人気とは限りません。

中にはフォロワーをお金で購入しているインフルエンサーも存在しており、そういったインフルエンサーはほとんど影響力を持っていません。

また、フォロワー数=アクティブユーザーの数とも断言できません。

たとえば、フォロワーの中にはフォローしただけで、そこからSNSを利用しなくなった人も含まれます。

いずれにしろ、フォロワー数はその人の影響力を図る絶対的な指標ではありません。

一方でエンゲージメントは投稿にリアクションしてくれた人を指します。

エンゲージメント率が良いと、その人のコメントがより多くの人に見られているということです。

閲覧数が増えれば効果的なインフルエンサーマーケティングとなります。

フォロワー数に限定してインフルエンサーを探していると失敗する可能性が高いので、エンゲージメント率も見ておきましょう。

ステマだと思われないように、必ずPRマークを記載する

SNSではPRマークを付けることもできます。

PRマークを付ける主なメリットは以下の通りです。

  • ステマを防止できる
  • インフルエンサーの投稿から自社のアカウントへ飛ばせる

特にステマを防止できるメリットは大きいです。

ステマはたびたびニュースになりますが、事実が発覚すると社会的信用を失います。

怒りの矛先はインフルエンサーだけでなく、関与した会社にも影響が及ぶので危険です。

自社の信用問題へとつながるステマはPRマークで防止することもできます。

インフルエンサーに依頼する場合は必ずPRマークの記載も一緒に頼んでおきましょう。

インフルエンサーマーケティングの成功事例

成功事例

実際にインフルエンサーマーケティングを行って成功した事例を2つ紹介していきます。

今回はTikTokを使用した成功事例を紹介しているのでぜひ参考にしてください。

ワイモバイル

ワイモバイルではTikTok内で「『#と思いきやダンス』CM出演チャレンジ」というハッシュタグを利用してインフルエンサーマーケティングを行いました。

「『#と思いきやダンス』CM出演チャレンジ」とは、実際にテレビで流されるワイモバイルのCMに参加する権利を与えられるというキャンペーンです。

ワイモバイルのCMには女優の吉岡里帆さんや芦田愛菜さん、芸人の出川哲朗さんが出演しています。

豪華芸能人の数々が出演するCMなので話題性は抜群です。

このようなハッシュタグを利用したキャンペーンはそこまで珍しいものではなく、多くの企業がプレゼント企画などを実施しています。

そのため、こういったキャンペーンに飽きてしまっているユーザーも多くなってきています。

そんな中、ワイモバイルではCM出演という豪華な特典を用意しました。

最近の若者は目に見えない形での景品に食いつく傾向にあるので、ワイモバイルの施策は抜群にマッチしています。

結果的にワイモバイルのTikTokを使用したインフルエンサーマーケティングは大成功を収めました。

キリン:午後の紅茶

午後の紅茶といえばすでに知名度の高いドリンクですが、実は高校生の需要が伸び悩んでいました。

そもそも紅茶を飲む高校生が珍しく、紅茶を飲む高校生もフレーバーが豊富なリプトンを選ぶ傾向にあるのが実状です。

その事態を知ったキリンはTikTokを使用して、午後の紅茶を頬にあてる「ほほティー」という名前を投稿しました。

ほほティーのポーズがかわいいと話題になり、マネする中高生が一気に増えました。

ほほティーをするためには午後の紅茶が必要になるので、自然と中高生の層に対する売上も向上したと言われています。

さらに、サイン入りステッカーと商品が当たるというキャンペーンも同時に行いました。

2つの施策が見事に成功したので、午後の紅茶の売上は伸びています。

中でも「ほほティー」というポーズを生み出し、それをTikTok内で周知させた施策は見事というほかありません。

インフルエンサーにPRを依頼する際の注意点

注意点

インフルエンサーにPRを依頼する際に注意すべきポイントを3つ紹介します。

以下のポイントは勘違いしやすい点でもあるのでよくチェックしておいてください。

インフルエンサーの投稿内容全てに指示を出せる訳ではない

インフルエンサーにPRを依頼しても投稿内容をすべて操作することは不可能です。

ステマの防止やハッシュタグの指定など最小限の指示は実施すべきですが、投稿内容をすべてを指示すると敬遠されてしまいます。

インフルエンサーにもたくさんのフォロワーがいて、インフルエンサーからするとフォロワーの方が大切です。

仮に企業の意を100%汲んだ文章で投稿してしまうと、フォロワーは何か意図的なものを感じてしまいます。

フォロワーが少しでも違和感を感じると賞品が注目されないだけでなく、フォロワーに嫌われて離れてしまうかもしれません。

フォロワー数が仕事に直結するインフルエンサーにとって、フォロワーが急激に減るのは致命的です。

そのため指示内容が細かすぎると敬遠されて話がまとまりません。

PRを依頼する際はあくまでその人の投稿スタイルを変更しない程度にとどめることが大切です。

自社のことを優先したくなる気持ちがわかりますが、インフルエンサーのこともしっかりと考慮してあげましょう。

インフルエンサーの依頼費用は施策によって変動する

ご紹介したようにインフルエンサーへの依頼費用は施策によって異なります。

フォロワー数×単価で決まる人もいれば、独自の単価を申し出てくる可能性もあります。

単価はこちらから指定することもできますが、最終的に決めるのはインフルエンサーです。

依頼費用をこちらで一方的に決めてしまうとインフルエンサーから嫌われるので、柔軟な対応を心がけましょう。

インフルエンサーに依頼する際は、礼儀や距離感を保って信頼関係を築く必要がある

インフルエンサーとのやり取りは礼儀をわきまえることが大切です。

インフルエンサーの中には一般人や未成年もいますが、いきなり軽めの文章を送ったり、絵文字を乱発したりすると失礼に当たります。

少しでも不審に思われると嫌われて、交渉が決裂するかもしれません。

どのような人でも礼儀正しく接し、信頼関係を築いていきましょう。

インフルエンサーに依頼する方法まとめ

インフルエンサーへの依頼に成功

この記事では、インフルエンサーにPRを依頼する方法を紹介してきました。

インフルエンサーマーケティングは成功すると、一般の広告よりも高い効果を得ることができます。

成功するためには自社ブランドとインフルエンサーの相性や、どのような施策で挑むのか考えなければいけません。

まずはどのような目的があって、どの層に訴えかけたいのか明確にしましょう。

目標が決まった場合は目的に合ったインフルエンサーに声をかけていくだけです。

DMを送る際は礼儀をわきまえないと信頼性を失うので、あくまで仕事相手に相談する気持ちで挑みましょう。

なお、おすすめのTikTok運用代行・コンサル会社の料金相場や依頼できる業務内容について以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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