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コラム

2025.5.20

【2026年9月最新】TikTok Shopとは? 公認パートナーが解説する仕組み・手数料・始め方

TikTok Shopの仕組み・手数料・始め方を解説する記事アイキャッチ
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更新日:2026年9月3日
TikTok Shop(ティックトックショップ)とは、TikTok上で商品の「発見」から「購入・決済」までを完結できるEC機能です。※1

Amazonや楽天市場のように、欲しい商品をユーザー自身が検索して購入するECとは異なり、TikTok Shopではショート動画やLIVE配信を見ている途中で、それまで知らなかった商品と出会い、そのままTikTok内で購入、決済まで行える「ディスカバリーEコマース」が大きな特徴です。

日本でTikTok Shopがスタートした2025年6月30日から同年12月末までに発生したGMV(流通取引総額)の約70%は、ショート動画やLIVE配信などの「コンテンツ」を起点とした購入といわれています。※2

TikTok Shopでは、単に商品を出品するだけでは十分ではありません。商品 × ショート動画 × クリエイター × LIVE × 広告を組み合わせ、「まだ商品を知らない潜在層に発見される仕組み」を作ることが重要です。

本記事では、TikTok Shop公式パートナー資格であるTSP・TAP・CAP・ISVを保有し、日本でのサービスローンチ当初から企業、クリエイター双方のTikTok Shop運用を支援してきたstudio15が、最新の公式情報と実際の運用データをもとに、仕組み・始め方・手数料から売上を伸ばす方法まで解説します。

TikTok Shopを1分で理解|最新データ

TikTok Shopは、TikTok上で商品の「発見」から「購入・決済」までを完結できるEC機能。

項目 最新情報
日本サービス開始 2025年6月30日 ※1
TikTok国内MAU 約4,950万人 ※3
国内TikTok Shopセラー 5万店以上 ※2
国内TikTok Shopクリエイター 約20万人 ※2
購買者数 ローンチ後半年で20倍以上 ※2
購買者の年代 18〜34歳:約50%/35歳以上:約50% ※2
コンテンツ起点GMV 全GMVの約70% ※2
販売手数料 カテゴリー別7〜12% ※4
主な販売方法 ショート動画・LIVE・Shop Tab・Showcase・アフィリエイト
特徴 「検索して買う」だけでなく「見つけて買う」ディスカバリーEコマース

01. TikTok Shopとは?

TikTok Shopとは、TikTokアプリ内で商品を販売・購入・決済までできるEC機能です。

TikTokのレコメンド機能によって配信されるショート動画やLIVE配信で商品を発見したユーザーは、そのコンテンツ上に表示された商品リンクから商品ページを確認し、そのままTikTok内で購入できます。※1

従来のSNSマーケティングでは、「動画を見る → プロフィールを見る → 外部ECサイトへ移動する → 商品を探す → 購入する」という複数のステップが必要でした。
TikTok Shopでは、「動画・LIVEを見る → 商品をタップ → TikTok内で購入」という短い導線を作れます。TikTokはこうした購買体験を「ディスカバリーEコマース」と位置づけています。

02. 日本のTikTok Shop 市場はどこまで成長している? |半年でセラー5 万店、購入者20 倍

TikTok Shopを考えるうえで、まず押さえておきたいのが日本のTikTokそのものの規模です。
TikTok for Businessが2026年6月に発表した調査によると、日本国内のTikTok月間アクティブユーザー数は約4,950万人です。※3

・TikTok上で活動する国内クリエイター:約235万人※3
・2025年にTikTokを通じて発生した推定消費額:3,468億円※3
・推定消費額の前年比:46%増※3

TikTok Shop単体についても、サービス開始から半年で大きく拡大しました。

指標 2025年12月末までの状況
アクティブセラー数 5万店以上
TikTok Shopクリエイター 約20万人
購入者数 ローンチ直後比20倍以上
コンテンツ起点GMV 約70%
購入者の年齢構成 18〜34歳:約50%/35歳以上:約50%

TikTok Shopの購入者は若年層だけではありません。18〜34歳と35歳以上がほぼ半々を占めており、「TikTok Shop=Z世代向け」という認識は現在の実態とは異なり、幅広い世代を対象としたECサービスとなっています。

03. 世界ではTikTok Shopはどの程度成長している?

Momentum WorksとTabcutによる外部調査では、TikTok Shopの2026年上半期の世界GMVが約503億ドルと推計され、前年同期比で約92%増加しました。米国だけでも同期間に約118億ドルのGMVが発生したと推計されています。※5

市場 2026年上半期GMV(推計)
世界全体 約503億ドル
米国 約118億ドル

TikTok Shopは東南アジア、米国、欧州、日本、中南米などへ市場を広げ、世界規模のECプラットフォームへ成長しています。

04. Amazon・楽天市場とTikTok Shopは何が違う?

TikTok Shopと従来型ECの最大の違いは、ユーザーが商品を知るタイミングにあります。

比較項目 TikTok Shop Amazon・楽天市場など
購買の起点 コンテンツとの「出会い」 商品の「検索」
購買前の状態 商品を知らない場合も多い 欲しい商品がある程度決まっている
主な集客手段 動画・LIVE・クリエイター SEO・広告・レビュー
販売主体 自社+多数のクリエイター 基本的に店舗
フォロワー・知名度 動画単体で広がる可能性がある ブランド・検索順位・レビューの影響が大きい
主な購買動機 「見ていたら欲しくなった」 「必要だから探した」
コンテンツの役割 集客と販売を兼ねる 商品ページへの集客手段

従来ECでは「欲しいものを探す」ことから購入が始まります。TikTok Shopでは「知らなかったものを知る」ことから購入が始まります。

TikTok Shopの価値は、既存ECを置き換えることだけではありません。強力なレコメンド機能を備えた「おすすめ」により、従来の検索型ECでは接点を持てなかった潜在顧客と新しい商品との出会いを作れることにあります。
また、「検索窓」や「ショップ」タブが実装されていることから、従来型ECの特性も有しています。

05. TikTok Shopにはどんな「売り場」がある?

TikTok Shopでは、複数の販売導線を組み合わせて売上を作ります。

TikTok Shopの主な売り場と販売導線

売り場 特徴 主な役割
カート付きショート動画 動画から直接購入可能 新規発見・継続販売
LIVEコマース 商品を実演しながら販売 理解促進・即時販売
ショーケース プロフィール上の商品棚 常設の購入導線
ショップタブ・検索 商品を探して購入 比較・指名買い
Shoppable Photo 写真投稿から直接購入 低コストな商品訴求

カート付きショート動画(Shoppable Short Videos)

通常のTikTok動画に商品リンクを付けて販売する方法です。動画がおすすめフィードや検索などから視聴されることで、ユーザーが商品を発見し、そのまま購入できます。

LIVEコマース(Live Shopping)

TikTok LIVE上で商品を紹介・実演しながら販売します。「サイズは?」「実際の質感は?」「どうやって使う?」といった疑問にリアルタイムで答えられるため、商品の理解が購入の障壁になっている商材との相性が高い販売方法です。

ショーケース(Showcase)

「Showcase(ショーケース)」は、販売者(セラー)やクリエイターのプロフィールに設置できる商品棚です。過去に紹介した商品を一覧で確認できる常設の販売導線として機能します。

ショップタブ・検索(Shop Tab, Search)

TikTok Shop内では、ユーザー自身が商品を検索・比較して購入することもできます。現在のTikTok Shopは完全な「衝動買い専用EC」ではなく、「発見型EC」と「検索型EC」の両方を持つプラットフォームへ進化しています。

Shoppable Photo【一部提供】

2026年8月には、日本でも写真投稿から商品を購入できる「Shoppable Photo」のテスト提供が開始されています。2枚以上の写真に最大10商品を紐づけることができ、For You Feed、検索、Shop Tabなどに表示されます。現時点ではテスト段階で、すべてのセラーに提供されているわけではありません。※6

06. TikTok Shop最大の特徴「クリエイターアフィリエイト」

TikTok Shopのオープンコラボとターゲットコラボの違い

・オープンコラボ:多くのクリエイターが商品を確認し、参加できる方式
・ターゲットコラボ:セラー側から特定のクリエイターへ直接オファーする方式

TikTok Shop公式の資料では、中堅〜トップクラスのクリエイターにおいて、セラーから届くターゲットコラボレーションが主要な協業のきっかけになっていると説明されています。※7

オープンコラボ、ターゲットコラボ、ともにTikTok Shopセラーセンターからセラー自身が活用し、クリエイターへオファーすることが可能ですが、実際にマッチングするケースは多くありません。
2026年2月18日に開催されたオンラインカンファレンス「Discovery to Commerce 2026」のstudio15セッションに登壇したTikTok Shopクリエイター「たいち / モテ男製造機」によると、「大量にある商品から自身にあった物を選定することが難しく、また、ターゲットコラボの案内も日々多数届くため、一つ一つチェックすることもできない。自身に合う商品を最適な料率で提供してもらえるエージェンシーとの連携は重要である」と言われています。

TikTok Shopクリエイターが見ているマーケットプレイス、DMの画面
もっと知りたい

TikTok Shopのアフィリエイト機能の詳細は以下の記事をご覧ください。
TikTok Shopで成果を出すアフィリエイト設計 – オープンコラボ vs ターゲットコラボの使い分け

TikTok Shopに特化した広告、GMV MAXとの連携

TikTok Shopは、TikTokの広告プロダクトであるGMV Maxを利用することで、TikTok上での認知から購入までを一気通貫で実現できます。

GMV Maxの大きな特徴はROAS目標を軸としたターゲティングにあります。
これにより広告としての投資が、直接的な売上という形で成果に結びつく設計になっており、また、TikTok Shopアフィリエイトのコラボで生まれたクリエイターの投稿やLIVE配信を広告クリエイティブとして活用することが可能です。

アフィリエイトで成果が出た投稿を広告に展開することで、より多くのユーザーに届け、販売規模を一気に拡大することが可能になります。

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07. TikTok Shop出店直後の注文数制限

TikTok Shopでは出店直後に「Shop Start-Up Period(ショップ立ち上げ期間)」が設けられており、新規ショップは段階的な注文数・出品数の上限からスタートします。※8

ステージ 1日の注文上限 商品掲載上限
Beginner 30件 100商品
Standard 50件 200商品
Premium 100件 1,000商品
Pro 本プログラム上の制限なし 本プログラム上の制限なし

新規ショップは原則Beginnerから開始し、ショップのパフォーマンス等に応じて上限が拡大します。
したがって立ち上げ期に重要なのは、主力SKUを見出し、クリエイター・動画・LIVE・広告を集中させ販売実績を作ることです。

08. 「今買う理由」を作り瞬間的に売上を向上させるLIVE配信

ショート動画が「商品を知ってもらう」「興味を持ってもらう」ことに強い一方、LIVE配信の大きな特徴は、ユーザーとリアルタイムでコミュニケーションを取りながら、購入を迷っている理由をその場で解消できることにあります。

例えば、
・「実際のサイズ感は?」
・「どんな人に向いている?」
・「使い方は?」
・「他の商品との違いは?」
といった視聴者からの質問に、その場で回答できます。

商品ページやショート動画だけでは伝えきれない情報を、実演や会話を通じて補足できるため、商品への理解を深め、購入への心理的なハードルを下げることができます。
さらにLIVE配信では、「なぜ今買うべきなのか」という理由を作りやすいことも大きな特徴です。

例えば、
・LIVE配信中だけの割引
・時間限定クーポン
・LIVE限定価格・限定セット
・数量限定の商品・特典

などを組み合わせることで、「気になるけれど、あとで考えよう」というユーザーに、その場で購入するきっかけを提示できます。

09. studio15が運用で発見した「ショート動画の資産価値」

TikTok Shopでstudio15が特に重要だと考えているのが、ショート動画の「ストック型資産」としての価値です。

LIVEは前述の通り、瞬間的に売上を促進することができますが、配信が終了するとコンテンツ自体が消失し売上も停止します。
一方、ショート動画は投稿後もおすすめ表示や検索などから視聴されるため、中長期的な購入、ラストクリックの受け皿として機能します。

studio15が2026年上半期の実績を分析したところ、ショート動画経由GMVの約70%が、投稿から2か月以上経過した過去動画から発生していました。※9

例えば、フォロワー約8,900人のTikTok Shop特化クリエイターが2025年11月に投稿したカー用品の動画では、2026年1月〜6月で約270万円のGMVを創出。投稿から約7か月後となる2026年6月にも、単月約67万円のGMVが発生しています。※9

TikTok Shopにおける動画は、「投稿した瞬間だけ使う広告素材」ではなく、投稿後も商品を販売し続けるデジタル販売員になり得ます。

TikTok Shopでは「動画の量」が重要

TikTok Shopでは、一本の完璧な広告動画を作ることだけが重要なのではありません。
複数のクリエイターが商品を紹介することで、訴求、クリエイティブ、視聴者の組み合わせが増え、「どの見せ方が売上につながるか」を検証できる回数が増えます。

studio15の運用データでは、同じ商品を紹介する動画数が概ね100本以上、起用クリエイター数が100人以上になると、中長期的に動画経由GMVが発生する傾向が確認されています。また、初月にGMVが発生した動画100本を追跡すると、そのうち約30%は数か月後も継続して売上を生み出す傾向が見られました。※9

GMV発生動画の生存率推移

重要なのは単純な物量勝負ではありません。さまざまなクリエイティブやシチュエーションから検証回数を増やし、「誰が・どんな訴求で・どの商品を紹介すると売れるか」を発見することです。

つまり、ショート動画で新しいユーザーとの接点を増やし、LIVE配信で商品理解と購入意欲を高めるという役割分担が重要になります。
ショート動画とLIVE配信を別々の施策として考えるのではなく、商品の「発見」から「購入」までを一連の販売導線として設計することが、売上拡大につながります。

10. studio15のTikTok Shop成功事例

事例比較

項目 PHOEBE BEAUTY UP Pitsole
カテゴリー 美容・コスメ インソール
主な戦略 LIVE+クリエイター動画 LIVE+動画+GMV Max
主な成果 3か月で1,099個販売 約1か月でカテゴリー1位
LIVE 356枠・約625時間 高頻度配信
クリエイター/動画 のべ323名・1,018本 公式+クリエイター投稿
特徴 長尺LIVEとストック動画 GMV Maxによる最適な売上拡大
他ECへの波及 他EC売上・アクセス5〜10%増

DINETTE「PHOEBE BEAUTY UP」

まつ毛美容液を展開する「PHOEBE BEAUTY UP」では、LIVEコマースを主軸としながらクリエイターアフィリエイト動画を展開しました。※10

・LIVE配信:356枠
・累計LIVE時間:約625時間
・参加クリエイター:のべ323名
・ショート動画:1,018本

その結果、3か月累計で1,099個(951注文)を販売。販売件数の73.9%がLIVE経由となり、上位2名のライバーだけで販売件数の67.2%を創出しました。※10
また、3か月目の動画経由売上の88%は前月以前に投稿された動画から発生しており、LIVEで認知を作り、ショート動画で中長期の販売導線を積み上げる構造が確認されています。※10

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DINETTE社、TikTok Shop支援事例の詳細は以下の記事をご覧ください
【DINETTE様 TikTok Shop運用事例】美容D2Cがライブコマース中心の設計で3か月1,000個超を販売

バッカス「Pitsole」

機能性インソール「Pitsole」では、公式動画、クリエイター投稿、LIVE、GMV Maxを組み合わせた施策を展開しました。※11
その結果、TikTok Shop開始から約1か月でカテゴリー1位を獲得。その後3か月間のGMVは累計1,000万円以上に成長しました。さらに、TikTok上の露出増加によって、他社ECモールへのアクセス・売上も5〜10%増加しています。※11

TikTok Shopの評価はShop内売上だけでは不十分です。TikTokで商品を知ったユーザーが、その後Amazon・楽天・自社EC・実店舗などで購入する波及効果も含めて設計する必要があります。

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11. TikTok Shop の販売手数料はいくら? |カテゴリー別7〜12%【2026 年9 月1 日改定】

2026年9月1日から、日本のTikTok Shopではカテゴリー別の販売手数料率が適用されています。現在の料率は7〜12%です。※4

料率 主なカテゴリー 主な例外
7% 車・バイク、パソコン・オフィス用品、食品・ドリンク、家電、スマホ・デジタル機器、家具、ホームセンター・リフォーム、中古 食品・ドリンクの一部サブカテゴリーは12%
9% 本・雑誌・オーディオ、コレクション、日用雑貨、キッチン用品、ファブリック・インテリア雑貨、工具・金物 日用雑貨の一部サブカテゴリーは7%
10% ベビー・マタニティ、美容・パーソナルケア、健康、アクセサリー・ジュエリー、シューズ、スポーツ・アウトドア、おもちゃ・ホビー 粉ミルク類、美容家電など一部サブカテゴリーは7%
12% ファッション小物、キッズファッション、バッグ・スーツケース、メンズ/レディースファッション・インナー、モデストファッション、ペット用品 犬・猫用フードやトイレなど一部サブカテゴリーは7%

販売手数料は商品カテゴリー・サブカテゴリーによって異なり、例外があります。商品登録時にはTikTok Shop Seller Center/TikTok Shop Academyの最新情報を必ず確認してください。
また、新規セラーについては、指定ミッション(3商品の出品)を完了して報酬を受け取ることで、45日間、販売手数料率が7%になるプロモーションが案内されています。※12

12. TikTok Shopへの出店方法

TikTok Shopは、条件を満たせばコーポレートセラーまたは個人販売者として登録できます。※12

1. Seller Centerアカウントを作成する
2. 本人・事業者情報を登録し、必要書類を提出する
3. ショップ・倉庫・銀行口座などの情報を設定する
4. 商品を登録する
5. TikTokアカウントを連携する
6. アフィリエイトの報酬率やコラボレーションを設定する
7. ショート動画・LIVE・広告などの販売施策を開始する
ショップ数の上限は、コーポレートセラーが検証済みの企業体1つにつき最大5ショップ、個人販売者は1人につき1ショップです。※13

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studio15の支援サービスは以下のページをご覧ください
studio15のTikTok Shop出店&運用支援サービス

13. TikTok Shop に向いている商品とは? |カテゴリーより「動画で価値が伝わるか」

TikTok Shopでは「どのカテゴリーか」以上に、コンテンツを見ただけで商品の価値を理解できるかが重要です。

相性が良い傾向 理由
使用シーンを実演できる 動画で価値が伝わりやすい
Before / Afterが分かる 一目で変化を理解しやすい
見た目に特徴がある スクロール中に興味を引きやすい
日常の課題を解決する 「自分ごと化」しやすい
価格メリットを伝えやすい その場で購入判断しやすい
説明すると魅力が増す LIVEとの相性が高い

美容・コスメ、アパレル、食品、生活用品、家電・ガジェットなどはもちろん、カテゴリーだけで「向いている・向いていない」と決めるべきではありません。高価格帯の商品でも、LIVEで十分な商品理解を促せるのであれば販売機会があります。

14. 2026年に注目したいTikTok Shopの新機能

外部トラフィックプログラム(ETP)

TikTok Shopでは、クリエイターが発行したアフィリエイトリンクをTikTokアプリ外でも共有できます。Instagram、YouTube、ブログ、ニュースレター、DMなどからTikTok Shopへ送客でき、オープンコラボまたはターゲットコラボに1商品以上登録しているセラーは原則としてETPに自動登録されます。※14
クリエイター向け公式ガイドでは、アフィリエイトリンクの有効期間は100日間、購入のアトリビューション期間はクリックから14日間と案内されています。※15

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TikTok Shop外部トラフィックプログラムの詳細は以下の記事をご覧ください
【TikTok ShopをTikTok外でも】「外部トラフィックプログラム」導入ガイド

LIVEオークション

LIVE配信中に視聴者がリアルタイムで入札し、入札期間終了時点で最も高い価格を提示したユーザーが購入する販売方式です。ユニークな商品、需要の高い商品、コレクションアイテムなどとの相性が想定されています。※16

利用にはショップおよびクリエイターのパフォーマンス条件があり、すべてのセラーが利用できるわけではありません。公式ガイドでは、ショップ立ち上げ期間の完了や注文に関する低評価率(ONRR)などの条件が示されています。

Shoppable Photo

動画ではなく写真投稿に商品を紐づけ、投稿から直接購入できる機能です。2枚以上の画像と最大10商品を設定でき、For You Feed、検索、Shop Tabなどに表示されます。現時点ではテスト提供中とされており、一部のセラー、クリエイターに展開されています。※6

15. TikTok Shopの禁止・制限商品とコンテンツ

TikTok Shopでは、すべての商品を自由に販売できるわけではありません。日本の法令等により販売できない「禁止商品」に加え、日本国内では販売可能であってもTikTok Shop上では取り扱えない「対象外商品」、販売前に追加の許可・証明が必要な「制限付き商品」があります。※17
また、商品自体が販売可能でも、動画やLIVE上での表現がTikTok Shopコンテンツポリシーに抵触する場合があります。公式ポリシーでは、商品を宣伝するコンテンツは正確・有益・検証可能であることが求められています。※18

・医薬品・健康関連
・美容・化粧品
・酒類など年齢・許認可に関わる商品
・中古品・ブランド商品

これらの領域では、商品登録だけでなく、法令・許認可・TikTok Shopポリシー・動画やLIVEでの表現まで含めた確認が重要です。

16. TikTok Shopに関するよくある質問(FAQ)

Q. TikTok Shopは若者しか買わない?

いいえ。日本のTikTok Shopでは、18〜34歳と35歳以上の購入者がそれぞれ約半数を占めています。※2

Q. フォロワーが少なくても売れる?

可能性はあります。TikTokではコンテンツ単位でおすすめフィードに表示されるため、自社アカウントのフォロワー数だけでリーチが決まるわけではありません。さらに、アフィリエイトを使えば自社以外のクリエイターから商品を販売できます。

Q. LIVEをしないと売れない?

必須ではありません。ショート動画、Shop Tab、Showcaseなどからも販売できます。ただし、商品説明や疑問解消が重要な商品についてはLIVEが有効になる場合があります。

Q. Amazonや楽天市場と併用できる?

できます。TikTok Shopは既存ECを置き換えるのではなく、「商品を知ってもらう新しい入口」として利用できます。PitsoleではTikTok Shop施策に伴い、他ECへのアクセス・売上が5〜10%増加しました。※11

Q. 「1日30個売れればおすすめに載る」は本当?

TikTok Shop Japanがそのような公式基準を公表しているわけではありません。30件という数字だけを目的にするのではなく、販売実績・コンテンツ・クリエイター・LIVE・広告を組み合わせ、継続的に販売できる状態を作ることが重要です。※8

Q. TikTok Shopの運用代行会社はどう選べばいい?

TikTok Shop公式パートナー資格、実際の販売実績、クリエイターネットワーク、LIVE運用、GMV Max、アフィリエイト運用、商品・物流・コンプライアンスまで含めた支援体制を確認することをおすすめします。「TikTok動画が作れるだけ」、「ECの知見があるだけ」では、TikTok Shop運用全体をカバーできないためです。

17. 総括、まとめ

TikTok Shopとは、ショート動画やLIVE配信を通じて商品を発見し、TikTokアプリ内で購入・決済まで完結できる「ディスカバリーEコマース」です。
TikTok Shopで売上を伸ばすには、ショート動画・LIVE・クリエイターアフィリエイト・GMV Maxなどの広告を組み合わせ、「商品を知らない潜在顧客」との接点を増やすことが重要です。
特に、売れる商品・クリエイター・動画・LIVEの組み合わせを継続的に検証し、成果の高い施策へ投資を集中させることが、TikTok Shop運用成功のポイントです。

18. TikTok Shop運用ならstudio15

studio15株式会社は、TikTokに特化したマーケティング支援企業です。TikTok Shopにおいて、TSP(TikTok Shop Partner)、TAP(TikTok Affiliate Partner)、CAP(Creator Agency Partner)、ISV(Independent Software Vendor)などの公認パートナー資格を保有しています。※19
2019年の創業以来、500社・6,000件以上のTikTokマーケティング支援実績があり、所属・提携クリエイター5,000組のネットワークを構築しています。※19
TikTok Shopでは、以下の領域を一気通貫で支援しています。

・出店・ショップ設計
・商品戦略
・クリエイターキャスティング
・アフィリエイト運用
・サンプル管理
・ショート動画制作・運用
・LIVEコマース運用・キャスティング
・GMV Maxなどの広告運用
・分析・改善
・コンプライアンスを踏まえたコンテンツ運用

TikTok Shopで成果を出すために重要なのは、TikTok動画を作ること自体ではありません。「まだ商品を知らないユーザー」と「商品」が出会う回数を増やし、その中から売れる商品 × 売れるクリエイター × 売れる動画 × 売れるLIVEを発見し、投資を集中できるかが重要です。
「これからTikTok Shopへの出店を検討している」「出店したものの売上が伸び悩んでいる」「クリエイターアフィリエイトを拡大したい」「LIVEコマースやGMV Maxまで含めて運用したい」という企業様は、studio15までお気軽にご相談ください。

参考文献・出典

※1 TikTok Newsroom「TikTok Shopを日本で提供開始!発見から購入までをアプリ内で完結し、新たな購買体験となる「ディスカバリーEコマース」を実現」(2025年6月30日) 出典ページ
※2 TikTok Newsroom「TikTok Shop、日本での提供開始から半年が経過。流通総額の約70%が動画やLIVE配信等のコンテンツ起点と判明。」(2026年2月3日) 出典ページ
※3 TikTok for Business「TikTok Socio-Economic Impact Report〜日本における経済的・社会的影響〜」(2026年6月10日) 出典ページ
※4 TikTok Shop Academy「TikTok Shopの販売手数料」(2026年7月30日更新/2026年9月1日改定適用) 出典ページ
※5 Momentum Works / Tabcut「TikTok Shop on track to surpass US$100 billion GMV globally in 2026」(2026年8月6日) 出典ページ
※6 TikTok Shop Academy「Shoppable Photo」(2026年8月23日) 出典ページ
※7 TikTok Shop Academy「How to Use Target Collaboration Efficiently」(2026年2月13日) 出典ページ
※8 TikTok Shop Academy「新しいショップのスタートアップ期間」(2026年5月19日) 出典ページ
※9 studio15「2026年TikTok Shop攻略の鍵:ショート動画がもたらす『ストック型資産』としての価値」(2026年7月28日) 出典ページ
※10 studio15「【DINETTE様 TikTok Shop運用事例】美容D2Cがライブコマース中心の設計で3か月1,000個超を販売」(2026年8月28日) 出典ページ
※11 TikTok for Business「開始1か月でカテゴリー1位を達成!バッカス『Pitsole』が実現したGMV Max×LIVE配信によるTikTok Shop売上成長と波及効果」(2026年4月10日) 出典ページ
※12 TikTok Shop Academy「セラー登録」(2026年5月26日) 出典ページ
※13 TikTok Shop Academy「販売者登録に関するよくあるご質問」(2025年5月21日) 出典ページ
※14 TikTok Shop Academy「アフィリエイトリンク – セラー向け機能ガイド」(2026年8月12日) 出典ページ
※15 TikTok Shop Academy「アフィリエイトリンク – クリエイター向け機能ガイド」(2026年7月6日) 出典ページ
※16 TikTok Shop Academy「オークション取引ガイド」/「LIVEオークション(カウントダウン入札)」(2026年8月27日/8月14日) 出典ページ
※17 TikTok Shop Academy「禁止商品と対象外商品」(2026年6月19日) 出典ページ
※18 TikTok Shop Academy「TikTok Shopコンテンツ・ポリシー」(2026年6月15日) 出典ページ
※19 studio15株式会社「studio15事業概要」等(500社・6,000件以上、所属提携クリエイター5,000組、TikTok Shop公認パートナー資格)(2026年8月時点) 出典ページ

執筆・監修

岩佐琢磨(studio15株式会社 代表取締役)

・大和アセットマネジメントに新卒で入社→2017年より東証プライム上場企業の株式会社セレスにて経営企画室でスタートアップ投資・M&Aを担当
・2020年にstudio15へ出資、2021年10月にM&Aによる完全子会社化と同時に代表取締役就任
・studio15は2019年設立。TikTok特化の広告代理店・クリエイター事務所(所属300組・
提携含め5,000組)
・これまで500社・6,000件以上のTikTok施策を支援(2026年8月時点)
・TikTok Shop認定代理店(TSP/TAP/CAP/ISV)
・TikT所属300組・
提携含め5,000組
ok GO認定エージェンシー
・累計6億再生のTikTok ショートドラマアカウント「ドラマみたいだ」運営
・TikTok for Businessが提供する公式の認定資格「TikTok Media Buying Professional」保有

X:https://x.com/iwasa_studio15
note:https://note.com/major_nerine3886

studio15編集部

studio15株式会社は、TikTokに特化したマーケティング支援企業です。 TikTok MCN、TikTok Shop(TSP、TAP、CAP、ISV)、TikTok GO、ショートドラマなど、ByteDance社の公認パートナー資格を複数保有。 2019年創業以来、企業のTikTokアカウント運用、クリエイタータイアップ、広告運用、TikTok Shop・TikTok GO支援、ショートドラマ制作などを提供。 500社・6,000件以上の支援実績(2026年8月時点)と、所属提携クリエイター5,000組のネットワーク(2026年8月時点)を活かし、企業、クリエイター双方の成長を一気通貫で支援しています。 その実績をもとに企業向けに最新のトレンドやTikTokノウハウをお伝えする情報を発信しています。

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