コラム
2025.6.27
MetaショッピングとTikTok Shop、どっちが売れる?

こんにちは、studio15のマーケティングを担当しているMです。
今回は、いよいよ公式公開を控えるTikTok Shopについて、最近いろんなブランドさんからめちゃくちゃ聞かれるテーマについてお話ししたいと思います!
「TikTok Shopって結局どうなの?Metaショッピングと何が違うの?」
そのお悩み、わかります。SNSで物販にある程度力を入れてきたのであれば、InstagramやFacebookショッピングも試したし、広告も出してるし…「TikTokって若者向けでしょ?」なんてつぶやきながら、まだ様子を見てるマーケ担当者さん、きっと多いですよね。
結論から言うと、TikTok Shopは毛並みが違うし、売れるかなと思います。
Metaショッピングとは、そもそも“売れ方の構造”が違うんです。
今日はそのあたりを、できるだけ噛み砕いて、新しいマーケ手法に食傷気味な方にもスッと入るように書いていきます。
「とりあえずタグつけとけばOK」だったMetaショッピングの限界

Instagramで言えば、商品タグをつけてショップ連携して、投稿やストーリーから導線をつくるMetaのショッピング機能。
自分も最初見たとき、「これは未来が来たかも」と思ったんですよね。Instagramってブランドの世界観を表現しやすいし、広告のターゲティングも強い。
…が、やってみると「あれ、思ったより…」って感じが自分も含めて正直な感想です。
というのも、Instagramでショッピングタグをタップしても、
ユーザーっていったん離脱するんです。プロフィールに飛んで、商品一覧を見て、そこからカートに入れて…と手順が多い。
しかも見てる人のモードが「買うぞ」じゃなくて、
「ぼんやりスクロール」「おしゃれな投稿を眺めたい」だったりします。
TikTok Shopは“衝動”と“熱量”で売らせてくる
一方のTikTok Shop。
こっちは完全に“ノリと勢い”の世界です。
たとえば、こんな動画。
「これマジで良すぎて、案件じゃないけどガチで紹介させて!5分で毛穴消えた!」
見ている方は興味津津、欲しいという気持ちをぐっと掻き立てられる。
しかもその場でリンクタップ → 決済 → 翌日には届く。感動!
TikTokは、エンタメを見てるだけだった人が、動画の熱に巻き込まれて買う。
この瞬間的な感情の高ぶりが、そのまま購買につながるんです。
さらに買ったあとも「自分も使ってみたよ」って動画出す人が出てくる。勝手にUGCが回る。
気づいたらブランドじゃなくてお客さんがマーケ担当になってる。これはMetaでは実現し得なかったことだと思います。
Metaはデパート、TikTokは屋台。

「TikTokって世界観崩れるでしょ?ブランド管理むずそう…」
もちろんその懸念、わかります。
しかし今のTikTokはいろんなレイヤーの発信が自然と棲み分けされてるんです。
オフィシャル感ある動画もあれば、リアルな使い方を見せる動画もある。
世界観を守りながら、ちゃんと売上を立ててるブランドもたくさんあります。
むしろ最近は、「リアルな声」のほうが響く時代。
ちょっと崩した言い方が逆に信頼される、そんなこともよくあります。
Metaショッピングは、“広告を見て→比較して→買う”という構造。
冷静な判断が入る分、転換率もそれなり。
TikTok Shopは、“見て→欲しくなって→即買う”。
感情が先行するから、CVRが桁違いになることも。
この違いは、数字以上に“文化”の違いなんです。
例えるなら、
Metaは「デパート」、TikTok Shopは「祭りの屋台」
百貨店は丁寧に比較できて安心。でもちょっと買うには勇気がいる。
祭りの屋台は、ノリで買っちゃうけど、それが思い出になる。
どっちが良い悪いではなく、今の空気感にはTikTokの屋台的売り方がハマってるんです。
で、結局どっちが売れるのか?
じゃあ結局どっちが売れるのか?売れるのは、TikTok Shopです。はい、きっぱり言い切ります。
もちろん商品にもよります。
でも、売れ方・拡がり方・スピード感、どれを取ってもTikTokのほうが一枚上手かなと思います。
Metaショッピング、正直「結局微妙だったよね…」って声、ここ1〜2年で何回聞いたかわかりません。悪くはないけど、爆発しない。そんな印象が定着しつつある気がします。
TikTokは逆に、何が火をつけるかわからないけど、火がついたときの爆発力が凄まじい。
この“爆発可能性”に賭けたいなら、TikTok Shopに乗るべきです!
最後に:迷ってるなら、とりあえずやってみませんか?
studio15では、TikTok Shopの立ち上げから動画制作、アフィリエイト設計まで、まるっと支援しています。
どこから手をつけていいかわからない方も、「実はアカウントだけは取ったんですけど…」という方も、大歓迎です。
熱が売上になる。感情が動けば財布も動く。
これが、今の時代の購買です。
あなたのブランドも、TikTokで“買われる理由”を作りませんか?
気になる方は、お気軽にお問い合わせを!
studio15編集部
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