コラム
2025.9.16
SALONIA、WEGOからスマホフィルムまで〜TikTok Shopで効果を出すなら「アカウント運用」が重要な理由。

こんにちはstudio15のマーケティング担当 Mです。
日本でも本格的に始まったTikTok Shop。
アイリスオーヤマ、KATE、ヤーマン、Yogibo、日清食品など、スタートから多くのブランドが参加して話題になりました。
しかし、TikTok Shopに参加するブランドの中には、「出店したけど思ったより売れない」という声もちらほら聞こえてきます。
一方で、しっかり成果を出している企業は、その多くがアカウント運用とショップ運用をセットで組み合わせているんです。
ではなぜ、この“両輪の運用”が成功のカギになるのでしょうか?
今日はその理由を読み解いていきます。
なぜ「Shop×アカウント運用」がうまくいくのか?
TikTokは単なるECモールではありません。商品を点で見つけて購入するAmazonじゃないです。
あくまで「動画をきっかけにした発見と購買」が主役のプラットフォーム。だからこそ、動画とショップを切り離すのではなく、組み合わせて動かすことで相乗効果が生まれます。
動画がバズると他の商品にも波及するから
TikTokは一発の動画が数百万回再生されることも珍しくないSNS。ユーザーはその商品だけでなく、他の投稿やブランド全体に目を向けます。つまり、一本の動画が“ショールーム効果”を生み、複数商品に興味を広げてくれるんですね。ということはある程度の投稿本数は必須。次も見たくなるようなアカウント運用の設計が重要だと思いませんか?
「気になったらアカウントを遡る」行動が当たり前だから
美容家電やファッションアイテムでは特に、「使い方動画」「コーデ提案」「レビュー」をチェックするユーザーが多いですね。これらの情報がアカウントに揃っていれば、“購入の安心材料”になるんです。ですので、商品をいろんな観点から紹介する投稿が必須です。
ライブ配信で体験価値を上乗せできるから
アカウントを立ち上げてライブ配信も行うべきですよね。商品を直接説明したり、質問にリアルタイムで答えたりできるライブは、ECサイトでは得られない体験。動画投稿と組み合わせれば、購入までの導線がさらにスムーズになります。
国内でのShop×アカウント運用の成功事例
SALONIA(I-neが運営する and Habit)

美容家電ブランド「SALONIA」を展開するI-neは、TikTok Shopを活用して売上を大きく伸ばしている代表例としてよくメディアでも取り上げられています。
ストレートヒートブラシなどは、実際に使うシーンを動画で繰り返し発信。
「忙しい朝でもすぐにまとまる」「プロ仕様なのに使いやすい」といったリアルな価値を伝えることで、アカウントのフォロワーがそのまま購入層へと転換しています。
and Habitの投稿でいいなと思うポイントは、ただ“商品を紹介する”だけでなく、「どう生活が変わるのか」を動画で体験させていること。これがアカウント運用とショップの好循環を生んでいます。
WEGO

若者に人気のファッションブランドWEGOも、TikTok Shopを上手に活用しています。
バッグや小物単品を売るのではなく、コーディネート全体の中で商品を見せる投稿を多く展開。「このリュックとこのパーカーを一緒に買いたい!」といった購買心理を刺激しているんです。
売れ筋商品を見るとただのアパレルウェアよりも推し活グッズが強いですね!つまりWEGOは、商品そのものより“スタイル”を売っている。これがTikTokらしい販売の仕方と言えます。
Magic John(スマホグッズ)

ガラスフィルムなどのスマホグッズは、一見どこでも買える商品ですよね。
でもMagic Johnは、TikTok上で「どれだけ貼りやすいか」「耐久性があるか」を短い動画で見せることで差別化。
“目で見て納得できる”安心感が、そのまま購買意欲につながっています。Magic Johnは限られた商品数でも様々な切り口と表現で本当に上手だなと思います。是非見てみてください!
U-POWER(車載スマホホルダー)

車載ホルダーは他の商品との差が想像しにくい商品ですが、U-POWERは「運転中でもブレない」「ワンタッチで固定できる」といった特徴を動画でデモンストレーション。
そしてなんとこの商品1個に対して、1アカウントという潔さがありますね(笑)
ユーザーが「これなら便利そう!」と即決できる体験を作り、TikTok Shopで人気No.1を獲得しています。19,400個も販売しています。
これからTikTok Shopを伸ばすなら?
ここまで見てきたように、TikTok Shopはアカウント運用とショップを別々に考えるとうまくいかない仕組みです。
逆に、コンテンツ戦略と購買導線を最初から一体で設計すれば、成果は確実に出やすくなります。
・動画の世界観とショップページを統一する
・ライブ配信でリアルな疑問を解消する
・インフルエンサーの信頼を組み込む
こうした要素を組み合わせて初めて、TikTok Shopは“売れる場所”になるんですね。
studio15ができること
とはいえ、アカウント運用とショップ運用を両立させるのは簡単ではありません。
動画の企画・撮影・編集から、ライブ運営、クリエイターとの連携、さらにデータ分析まで。専門性とスピード感が求められます。
studio15では、TikTok Shopの立ち上げから運用改善までをトータルでサポートしています。
単なる「運用代行」ではなく、売上につながる仕組みを設計するパートナーとして伴走するのが私たちのスタンスです。
TikTok Shopを伸ばしたい、でもどう始めていいかわからない。
そんなときこそ、ぜひstudio15にご相談ください!
studio15編集部
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