コラム
2025.12.15
2026年を大予測!日本のショート動画とTikTokはこうなる!
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こんにちは、studio15のマーケティング担当のMです。
早いもので残り2ヶ月で2025年も終わり。ちょっと前まで夏だった気がして1年の速さに驚きますね…!
さてTikTokでは2025年は「TikTok Shop」に「TikTok GO」にとツール面での拡充が図られたのが大きなトピックスとなりましたが、来年はどのようなことが起きるのかを予測してみたいと思います!
1.ブランドの公式アカウント運用が進む(広告利用での理由より)

これはTikTokが人気だからというありきたりな理由ではありません。
実は2025年秋から、TikTok広告の仕様が大きく変わっています。これまで広告主は「カスタムアイデンティティ」を利用して、TikTokアカウントを持たずに広告を配信できました。
しかし、この仕組みは2026年1月までに完全廃止される予定です。今後は、TikTokアカウントを育成し、オーガニック投稿を活用した「Spark Ads(スパークアズ)」を使うことが前提となります。
よって、インフルエンサーに動画を投稿してもらいURLを共有いただく形か、自社アカウントで投稿するかのどちらかということになりますね。
となると、「自社アカウントちゃんと運用しないといけないね」という機運は間違いなく強くなっていきます。
TikTok Shopの広告効果においてはは、動画からそのまま商品が買える構造になったことで「誰が売ってるの?」がダイレクトにCVRに効くようになっています。
2.予約系が全てTikTok発になる(美容サロン、旅、食)

先日スタートしたTikTok GOは、旅行・ホテル・飲食・アクティビティをクリエイターが紹介して、その送客(予約・来店)に応じてコミッションをもらえる、いわば“地域版アフィリエイト”の仕組みです。
今は旅行がメインですが、今後はローカル消費(ホテル・飲食・体験)市場にフォーカスした“GOエコシステム”として拡大していくのではないかなと思います。
成果報酬がクリエイターたちに根付いた結果どうなるか考えてみましょう。
この構造は日本の「旅行・外食・美容・レジャー」産業とめちゃくちゃ相性がいい。理由は単純で、もともとチラシ・食べログ・ホットペッパー・じゃらん等に“送客手数料”を払ってきた産業だから。支出の概念が近いのです
つまり2026年に起きるのは、旅行/外食/美容サロンなど“リアル店舗産業の広告費”の一部が、Metaの静的バナーや予約サイトの固定掲載費から、TikTok GO型の成果報酬+短尺UGC動画にシフトする!
いかがでしょうか??
3.TikTok Shop ライブコマースが特売イベントに進化する

Amazon Primeセールすごいですよね、いつもなら翌日届くものが1週間後に!困っちゃいますが、それほどの販売量を誇る一大イベントです。
TikTok Shopの方でも2025年の米英では、ブラックフライデーを中心にライブ配信が1日数千本単位で行われ、爆発的に商品が売れていた事例もあります。
※こちらはブラックフライデーの記事を別途リリースしますのでぜひご参照ください。
これはYouTubeやInstagramにはない、TikTokならではの「今、見て、買う」という熱狂体験。
日本でもライブに抵抗がない美容・コスメ・ライフスタイル商材から順に、週末セール枠や“1時間限定価格”のような形でライブ販売が動き出すんじゃないでしょうか?
媒体からもクーポンが出され、ブランド側も限定商品やコラボ商品、抱き合わせ販売などまさに大安売りがライブで展開される日も近いと思います。
4.モノを売る動画のクオリティーに差が生まれ、淘汰される

Shop投稿の動画のクオリティーが低いものが散見されることが業界でも問題になっているようです。投稿することが目的になっていては、モノは売れないですよね。
自分の心がどういう時に動くのか考えてみると、ただ色んなものを紹介している人から商品なんて買いたいと思わないです。
その人のライフスタイルに憧れ、共感して、そんな人が紹介するアイテムだから買いたいと思うのはインフルエンサービジネスの基本であり、TikTokもクリエイターなわけですから、ここが欠落しては意味がありません!
Shopアカウントを伸ばしたい企業様も支援する会社も、ぜひそこを忘れないでいただきたいと思います。
来年もTikTokは成長を続ける
いかがでしたか?来年もTikTokはまだまだ成長するはず!
ぜひstudio15と一緒に未来のショート動画&コマース体験を作っていきましょう!!
studio15編集部
studio15はTikTokの認定代理店としてTikTok Shop支援やクリエイタータイアップなどでこれまで300社以上のマーケティングを支援してきました。その実績をもとに企業向けに最新のトレンドやTikTokノウハウをお伝えする情報を発信しています。
