弊社事例
2021.9.29
タイプ別 TikTokの人気広告メニューをご紹介
TikTok広告は予約型と運用型があるって聞いたんですけど、それぞれどう違うんでしょうか?
予約型広告も大きく分けて3タイプがあり、課金方式も選べます。
インターネット広告市場において動画広告は、テキスト・画像型の広告よりも高い広告効果をもつと言われています。
さらに短尺動画の場合はユーザーのストレスも軽く、30秒程度が最も広告効果が高いとされ、ブランド好意や購入意向の点でポイントが高くなる傾向に。
TikTok広告は短尺であることに加えて、音声ON状態で視聴しているユーザーが多く、1投稿(1広告)がフル画面で表示されることなどから、ユーザーが集中しやすい環境が整っていると言えます。
同じ動画プラットフォームであるYouTubeを含む他のSNSと比べても、「ながら視聴」の割合は低く、リサーチによればTikTokは広告好意度ラインキング1位にもなっています。そういった要素が、商品・サービスの購入やハウツー実践につながっていくのです。
広告のデジタルメディアブランドのランキング上位5位
また、TikTokd広告はユーザーが投稿する動画の中に紛れる形で動画広告を掲載することもできるため、ユーザーにとって広告のストレスを感じにくいのも特徴です。
他のプラットフォームで思うように広告効果が出ていないのであれば、TikTok広告を導入してみることをお勧めします。
TikTok広告を開始するのは簡単で、すべての手続きがオンラインで完結し配信がスタート可能。
また、広告も用意されているテンプレートを使用することができるので、静止画の素材とテキストを用意するだけで広告用の動画が作れるようになっていますし、配信設定やターゲティング設定をすることで広告を『配信したい人』に向けて広告を出すことができるのです。
TikTok広告の種類と特徴
起動画面広告
起動画面広告は、その名の通りTikTokアプリを起動した際に表示される広告です。
すべてのユーザーが目にしますし、最初に見る画面でインパクトが残るため、広告として大きなメリットがあります。
1日1枠しか配信できないという制約もあり費用が高く、枠を確保するのが困難な点がデメリットですが、その分効果は期待大です。
広告内のリンクからは、アプリ内ページや公式サイトなど外部へとスムーズに誘導が可能。
アニメーション表示型広告となっており、静止画なら全体で3秒、GIFファイル形式なら3~5秒での入稿ができます。
起動画面広告はインプレッション課金型で、1,000回の視聴ごとに費用が追加されるシステム。
より短期間で認知度アップを目指す場合におすすめです。
インフィード広告
TikTokのレコメンド(おすすめ投稿)への配信が可能な広告です。
ユーザーの動画投稿にまぎれて配信されるため、広告を視聴したユーザーから「いいね」や「コメント」をもらいやすく、二次拡散の効果も期待できます。「広告らしさを消せる」というのもメリットのひとつ。
広告上にはリンクを貼ることができて、個別ページや外部サイト、アプリストアなどへの誘導が可能です。
インフィード広告に使用する動画は、テンプレートを使って簡単にオリジナル動画広告をつくることができるため、すでに保有している素材を使えば、よりクオリティの高いものが作れます。
ハッシュタグチャレンジ(#チャレンジ)またはタイアップ広告
ハッシュタグチャレンジは、公式アカウントからの投稿によってユーザーへ公式動画を真似した投稿を促すという形式の広告で、他のSNSにはない珍しい方式の広告です。
動画SNSのTikTokならではの広告であり、ユニークなダンスや面白いお題などを展開することで、より多くのユーザーに真似してもらい拡散しながら、商材の認知度を高めるなどの優れた広告効果が期待できます。
チャレンジを楽しむことや、参加することで何らかの恩恵(インセンティブ)を受けることを引き金にしていて、イベント開催や新商品の宣伝に効果があり、タレントやインフルエンサーを起用したタイアップ企画も多く見られる広告です。
ハッシュタグチャレンジは広告費が最も割高なことがデメリットですが、ユーザーから人気が高く日常的な話題に繋がってバズりやすい傾向があります。
運用型広告(オークション広告)
運用型広告の配信場所は、インフィード広告と同じレコメンドのタイムラインです。
詳細なターゲティングが可能で、国内のみならず海外へのリーチも可能です。配信開始後に広告を運用できるため、ターゲットへのリーチをより確実にすることができます。
運用型広告は内容の工夫の仕方や作り込み次第で投稿動画とも遜色ないものに仕上げることができ、投稿にまぎれることができるので、広告に対するユーザーの抵抗感や不快感を軽減する効果が期待できるのが特長。
運用型広告は少ない予算でも金額に合わせたグレードでの出稿が可能となっているため、まずは使い勝手など様子を見たい方、個人で広告を載せたい方には運用型がおすすめです。
広告を入稿する際の規定もあります。
●動画秒数・・・5〜15秒(推奨:9〜15秒)
●動画素材・・・9対16(720×1280)、容量500MB以下、音声必須、動画形式(.mp4/.mov/.mpeg/.3gp/.avi)
●静止画素材・・・1対1(98×98)、容量50KB以下、画像形式(JPG、JPEG、PNG)
●テキスト素材・・・半角12〜80文字以内(全角6〜40文字以内)引用元:ROBOMA
TikTok広告の課金方式について
TikTok広告の課金方式は4つあります。クリック課金型、インプレッション課金型、再生課金型、期間契約型です。
以下それぞれ詳しくご紹介します。
インプレッション課金型(CPM)
インプレッション課金型は広告を表示する回数に対して費用が発生するタイプの広告で、広告の表示回数1,000回ごとに費用が発生します。
広告の露出を最大限広げることができるため、商品やサービスの認知度の向上やキャンペーンのPRなど、より多くのユーザーに情報を届けたい場合に効果的です。
また、ユーザー満足度が高い広告を提供できれば拡散も期待できるため費用対効果はさらに高くなることでしょう。
デメリットとしては、広告表示に対して費用が発生するため、クリックや動画再生がゼロであっても費用がかかることで、コンバージョン率から考える費用対効果は低くなりがちです。
クリック課金型(CPC)
クリック課金型は広告内のリンク先をクリックしてページ移動が発生するたびに費用が発生する仕組みで、たとえ広告が表示されてもユーザーからのアクセスがなければ費用は発生しません。
広告に対して興味のないユーザーはクリックしないため、余計な費用を発生しにくくコンバージョン率も高いといったメリットが考えられます。
ただし、クリック数に対して費用が発生するため、コンバージョンに繋がらないクリックが多発した場合、費用が高騰する可能性があるので注意が必要です。
再生課金型(CPV)
再生課金型は広告が一定時間を越えて再生されるたびに費用が発生する仕組みで、広告が再生されなかった場合は費用は発生しません。
動画を一定時間以上見ているユーザーは「商材に対して興味を持っている」と判断できるため、より費用対効果の高い広告運用ができると言えます。
一定時間以上見てもらえている場合は、動画広告でしっかりと商材を訴求できるでしょう。
しかし、コンバージョン率に対する検証が難しく、動画広告の制作によりコストがかかってしまうというデメリットもあります。
最適化クリック課金型(oCPC)、最適化インプレッション課金(oCPM)
最適化クリック課金型は、仕組み自体はクリック課金型(CPC)とほとんど同じで、アクセスがなければ費用はかかりません。
商品購入や問い合せなどのCV数に応じてクリック単価が自動調節されることが異なる点です。
最適化インプレッション課金も同様に成果重視で調整があるインプレッション課金型(CPM)ということになります。
成果(コンバージョン)を重視した課金方式で、成果単価が設定額に可能な限り近づくよう入札額が調整される仕組みです。
TikTok広告の費用相場
TikTok広告には最低出稿料金はありませんが、広告セットの最低日予算が2,000円のため、1ヶ月(30日)配信したい場合は少なくとも60,000円の広告予算が必要になります。
TikTok広告の費用相場については、広告のタイプによって異なります。主な目安となる費用相場は下記の通りです。
●起動画面広告:5,000,000円程度
●インフィード広告:500,000円程度
●ハッシュタグチャレンジ:10,000,000円程度
●運用型広告:100〜1,000円/1,000インプレッション、30〜100円/クリック、5~60円/再生など
費用を抑えて広告を出稿したいのであれば、先に解説した「運用型広告」がおすすめです。
その他の3つの広告に関しては高額になりますが、高い広告効果が得られるため、戦略に沿って検討してみてください。
TikTok広告事例
起動画面広告「アルフォート」
通常、テレビCMなどを行っている企業では、横型の動画素材はもっているもののTikTokのような「縦型」の動画素材は制作していないことがほとんどです。
ブルボン「アルフォート」キャンペーンでは、テレビCM用の横型動画素材を世界観を活かしながら縦型に変換。単純にトリミングするのではなく、場面によっては横型動画を上下2段に組むなど見せ方を工夫して縦型動画に仕上げました。
その結果、スキップできる広告であるのにも関わらず、ユーザー一人当たり平均視聴時間が一般的な平均値より長く、しっかりユーザーに見てもらうことができ広告認知度アップにつながりました。
ハッシュタグチャレンジ「#ブックオフなのに本ねーじゃん」
「ブックオフなのに本ねーじゃん」一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
このセリフは実はハッシュタグチャレンジ以前からすでに流行していました。テレビCMで話題になっており、女子中高生の流行語ランキング4位にランクインしているほどでした。
ブックオフの将来顧客となり得る層に向けて、すでに流行語となっている「ブックオフなのに本ねーじゃん」をキーワードにして、ユーザーが“面白み”を感じて投稿できるよう、オリジナルで楽曲と振りを制作。
可愛い路線をあえて狙わず、シュールでユニークな路線で目立つことを狙った結果、ハッシュタグチャレンジを開始して、わずか10日で投稿本数は5,000本。動画再生回数はなんと6,000万回以上にも上りました。
最大限の効果を得るためには
より高い広告効果を期待する場合、運用と同じくらい改善案や最適化の検証が必要になってきます。
ただやみくもに予算を投入するだけではなく、専門の知識をもつ人に任せるというのも一つの手です。
studio15はTikTokに特化してサービスをご提供しており、国内外の企業様をサポートしています。
マーケティングのプロフェッショナルが、最適なアドバイスをさせていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。