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2024.8.9

【共催ウェビナーレポート】Vtuberを活用したTikTokマーケティングの可能性 with 株式会社uyet

CONTENTS

studio15では様々な企業様との共催セミナーも開催しています。

今回は6月27日に開催した株式会社uyet様との共催ウェビナー「VTuberを活用したTikTokマーケティングの可能性」の一部をご紹介します。

ウェビナー前半では「TikTokについて」や「TikTok内でのVtuberの活躍」を取り上げ、

後半では登壇した畠山と金井氏による今後TikTokでVTuberはどう活躍していくのか、発展性についてディスカッションしました。

登壇者紹介

studio15株式会社

クリエイティブ事業部リーダー 兼 社長室

畠山 翔

2020年に大京警備保障株式会社の広報部長を担いながら自社のTikTokアカウントを運用。
「おじさん社員」×「TikTokトレンド」を軸にした投稿で、Z世代を中心にバズを起こす。 日本の企業系アカウントで最もフォロワー数の多い300万フォロワーを獲得し、TikTok Award 2022にもノミネート。
2023年にstudio15株式会社へジョイン、社長室としてクリエイティブやセールス、マーケティングなど様々な業務へ関わったのち、動画制作やアカウント運用を担うクリエイティブ事業部のリーダーへと就任。
クリエイターの視点とビジネスマンの視点を両方持ち合わせ、日々、動画制作を行うトップクリエイターを取りまとめながら企業のSNS運用の支援を行っている。2024年8月からはTikTok運用者育成スクール「ゼロディレ-TikTokコース-」の講師も担当。

株式会社uyet

代表取締役 プロデューサー

金井 洸樹

2018年より株式会社ANYCOLORにてVTuber事業立ち上げに従事し、キャラクターを用いたコンテンツの企画/運用、企業案件配信の企画などを担当。現在は株式会社uyetにてVTuberを用いた新規事業開発、プロモーション事業、マーケティング事業、VTuber支援事業を展開。またJA全農様と朝日新聞社様と連携してライブコマースイベントを開催中。

ウェビナーのKey Point

・TikTokでもVtuberの活躍は話題に

・TikTokでのVtuber活用はもったいない

・Vtuberを活用したTikTokマーケティングの事例紹介

・TikTokでのVtuber活用の発展性を有識者2人が語る

ウェビナー前半:「TikTokについて」や「 VTuberを活用したTikTokマーケティング」をご紹介

Vtuberとは

金井:VTuberはYouTubeやTwitchなどの配信プラットフォームでアバターを使用して配信活動するデジタルキャラクターのことを指します。
VTuberも新しいコンテンツで本格的に盛り上がったのは、2017年末から2018年頭くらいなので、6、7年くらいの業界になっていますね。

投げ銭ランキングでVTuberが上位を占めていたり、ホロライブプロダクション所属のVTuberさんが世界で最も配信を視聴視された配信者として話題になってたりとかなり勢いのある市場になっています。

TikTok上でのVTuberの活躍について

金井:近年VTuberのオリジナル曲がTikTokフォーマットになったりして、流行していますよね。

畠山:みんな踊っていますね。VTuberを知らない人でさえも踊っていますからね。

金井:また最近はVTuberさんがMVを出す時にみんなが踊れるような形にして出していることが多い気がします。

畠山:こういったTikTokでのバズを意識したMVが多く公開されていますよね。

金井:VTuberコンテンツがTikTok上で定期的に話題になっているものの、VTuber自体がTikTokに本格的に参入すると言うケースはまだ少ないように思います。畠山さんから見てVTuberの活躍はどう捉えていますか?

畠山:一言で言うと…非常に「もったいない」と思いますね。やり方次第でもっと有名になったり、色々なお仕事に繋げたりすることができるのに、それがなかなかできていないという点にもどかしさを感じますね。

VTuberにとってのTikTokの弱点は、縦型の狭い画面の中でアバターによる動きが出しにくいという点だと思います。だからVTuberはTikTok上で声や音楽でバズっているケースが多いんですよね。

そう考えた時にTikTok上で「動き」で注目されているVTuberがすごく少ないと思うので、「動き」に力を入れてTikTokライクな動画を作成していくことでまた違った活躍ができるのはないかなと思います。

金井:TikTokでダンスをしているVTuberもいらっしゃいますが、フォロワー数は少なく、まだ注目されていないように感じますね。

畠山:そうなんですよね。またTikTokではYouTubeのショート動画と同じようなコンテンツを出しても注目されないことが多いので、しっかりとTikTokライクな動画を投稿するというのが重要ですね。

Vtuberを活用したTikTokマーケティング

次にVTuberを活用したTikTokマーケティングについてご紹介させていただきました。

金井:VTuberのファンの特徴として熱量の高いファンの方が多いと言う点があります。ですので、ファンがVTuberに関するコンテンツを投稿し、ファン側によるクリエイター活動が多いように感じますね。

畠山:確かにVTuberファンの方々の投稿というのは、TikTok上でよく拝見しますね。

金井:街中の展示やイベントなどに出向いて、ショート動画を撮影し、TikTokに動画を投稿することで推し活を楽しんでいる方は本当に多いと思います。動画の再生数も多かったりして、ファンが広告塔になっているといったケースが多いので、こういった活用も企業や自治体でできるのではないかなと思います。

金井:僕はなんでこうなったんだと思うケースなのですが、しぐれういさんが踊っている姿のミームが、音楽と共に流行りましたね。
海外の企業アカウントもミームと楽曲を使用して動画を投稿していて、なぜこんな事態になったのか…と不思議に思いました。

畠山:正直僕たちも戸惑っています(笑)
ただTikTokでは日本の電波ソングは海外の方に受けることが多く、そこが少しずつ根付いていく中で、今回しぐれういさんのわかりやすいキャラクターアイコンのエフェクトがあったというところで流行したことが考えられますね。今回はわかりやすいエフェクトがあったことが大きかったと思いますね。

金井:こういった動画のエフェクトになる前提で作られたコンテンツが、今後多く投稿されていきそうですね。

金井:こちらはにじさんじのファンの方の投稿になるのですが、「推し活」をしている姿を動画コンテンツにして投稿されているのですが、動画を多くの方が視聴しています。ファン数もかなり多いですよね。

畠山:TikTok上でも「推し活」がブームなので、そこが転移して注目されるようになりました。その影響で「推し活」をショート動画に収めたUGCが近頃多く投稿されています。

金井:こういった「推し活」コンテンツも企業や自治体のPRに活用していけると思いますね。

ウェビナー後半:TikTokとVtuberの今後と発展性についてのディスカッション

TikTok上でのVTuberの発展性

金井:では、最初にTikTok上で今後VTuberはどう活躍していくのかについて、ディスカッションできればと思います。

畠山:個人・企業問わず、TikTokでゲーム配信を行うVTuberが増えていくと思っています。TikTokのシステム的な動きを見ても、運営会社が「ゲーム」コンテンツには注力したいと思っていることが感じられるので、ゲームコンテンツに本格参入するVTuberが増えていくと予想しています。

金井:確かにゲーム実況をしているクリエイターさんは多くなってきていると感じますね。ただこのゲームだけをプレイするといった特化型の方が活躍されているイメージであって、その反面VTuberは特化型の方が少ない印象があります。

畠山:そうですね。まだゲーム実況を特化型でされているVTuberが方がいらっしゃらないので、トライされる方が増えれば、TikTokで活躍されてる方が増えていくのはないかなと思っていますね。

畠山:YouTube上でもTikTok上でも同じ話になるのですが、商品を実際に使用している姿が見えないという点がネックで、TikTokでのVTuberを活用したプロモーション事例がないんだと思います。

ただそこを取り除けば良いと思っているので、リアルとバーチャルを融合して対処していったら良いのではないかなと思っていますね。天羽しろっぷさんが良い例ですね。

金井:uyetが行っているバーチャル物産展では、VTuberさんに食レポを行っていただいて、商品をPRしていただいるのですが、やはり手元を映せる方の方が見やすいですね。

畠山:実写で写すのが難しいという場合も、企画や演出で見せることはできると思うので、今後はTikTokの媒体に合わせた面白いプロモーション企画が生み出されていくのではないかなと思いますね。

最後に…

金井:本日はありがとうございました。今日のウェビナーはいかがだったでしょうか?

畠山:そうですね。実は僕もVTuberを普段から視聴しているので、今日「VTuber」をテーマにお話しできて楽しかったです。非常に勉強になりました。ありがとうございました。

金井:実は僕も以前は動画クリエイターだったので、TikTokや動画マーケティングはとても興味のある分野で、とても有意義な時間となりました。
ありがとうございました。

畠山:そうですね。まだゲーム実況を特化型でされているVTuberが方がいらっしゃらないので、トライされる方が増えれば、TikTokで活躍されてる方が増えていくのはないかなと思っていますね。

studio15ではウェビナーを共催いただける企業を募集しております!

今回は「VTuberを活用したTikTokマーケティングの可能性」をテーマにウェビナーを開催させていただきました。いかがだったでしょうか?

今後もクリエイター(インフルエンサー)に興味のある方やTikTok活用を検討している企業様・自治体様に向けて、お役に立てるようなウェビナーを開催したいと思っております。

弊社とのセミナーの共催をご希望の企業様を随時募集しておりますのでご希望の方は下記よりお申し込み・ご相談ください。

 

studio15編集部

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