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コラム

2025.8.1

激論!ショートドラマでモノは売れるのか?

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こんにちは、studio15のマーケティング担当Mです。
つい見ちゃう“あの構成”、そうショートドラマです。TikTokのフィードを眺めていると、最近本当よく見かけるようになりましたよね。

— 社会問題を扱ったちょっと真面目なもの
— 昔話をアレンジした泣ける系
— あるあるで笑わせてから、最後にキュッと商品が出てくるやつ
ー主婦から女子高生まで

見たことある人も多いはずです。
(studio15でもドラマみたいだを筆頭にたくさんのショートドラマを制作してますので是非☑してみてください)

ただ、最近言われていることが、「ブランド認知を広めることは出来ても、物は売れないんじゃないか」です。

実際、北の達人コーポレーションの木下社長も、Xでこんなことを言っていました。
https://x.com/kinoppirx78/status/1941423053747220714

簡単に要約すると「動画としては面白いが、これじゃモノは売れないだろ」ということ。

そして結論、私の考えとしてはショートドラマはめちゃくちゃモノを売るのに適したフォーマットです。(その理由はこの後述べます。)ただし内容にはひと工夫が必要。

今“セールス感”を出すと、人はすぐ逃げる。

まず前提として、いまのSNSユーザーは、
「売られること」への警戒心がめちゃくちゃ強い。

だから、
「この美容液すごいです!」
「今なら30%OFF!」
「リンクはこちら!」

みたいな“分かりやすいセールス”を出した瞬間、ほとんどの人は指をスッと滑らせてスルーしてしまう。

それがどれだけ良い商品でも関係ない。
見せ方が「売ろうとしているな」と思われた時点で、反射的に“避けられる”のがいまのSNSです。

でも、ショートドラマは“見せ方”が違う。
ここで出てくるのが「ショートドラマ」です。

参院選挙でもショートドラマが大活躍!セールス感のないPRを実現

政治はビジネスとは違いますが、あの重たい政策をみんなに最後まで聞いて(見て)もらうのは至難の技です。

たとえば最近話題になったのが、大阪を中心とする党首の方が出演するTikTok動画。
社会保険料の削減について語る内容を、演説ではなく“ショートドラマ仕立て”にした投稿です。

— 子育て中の家庭
— フリーランスの若者
— 高齢者とその家族

など、いろんな立場の人たちを登場させて、それぞれの視点で「社会保険料が高すぎて生活が苦しい」状況を描いたうえで、「我が党はここを変えたい」と自然につなげていく構成でした。

正直、めちゃくちゃうまい。

演説形式だったら見る気がしないけど、“ちょっと他人のドラマ”として始まると、ついつい見てしまう。そして気づけば、言いたいことが自分の中にスッと入ってくる。

これこそ、いまのTikTok的な“伝え方”の強みだと思います。

「ショートドラマ×セールス」が盛り上がらない理由

今のショートドラマ界隈は作家側が強く、セールス感を押し出すことに拒否感がある気がしています。(全てではありません)

なので割合的に言えば 9が映像としての物語で、1が宣伝。くらい。
北の達人が掲出してくれた動画はまさにこのくらいでした。

自分が考えるのは4:6の法則。

つまり、
・前半4割は“コンテンツ”として純粋に楽しませる
・後半6割で“買わない理由”をひとつずつ潰して、購入につなげる

という“2段階構成”。

これって要は、「つかみ」でオーガニック視聴を確保しつつ、ちゃんとセールスまで設計されているということ。
ここでめちゃくちゃ大事なのが、後半6割の部分です。
多くの広告コンテンツが失敗するのは、この“買わない理由”を無視するから。

たとえば:

「でもそれ、定期購入でしょ?」

「他と何が違うのか分からない」

「SNSでバズってるだけで、本当に効くの?」

「ステマっぽくない?」

「高いし…」

こうした“買わない理由”って、誰もが心の中で思っていること。

それをしっかり拾って、「たしかに。でも、こうなんです」と一つずつ答えていく。
これができると、視聴者の心理的なブロックが溶けて、自然と“買ってみようかな”という気持ちになる。それがショートドラマだと嫌味なく実現できるんですよね。

よくあるショートドラマ販促の“失敗パターン”

ただし、成功率100%かというとそんなことはありません。
むしろ「失敗するショートドラマ」も多い。

よくあるのが、

ー前半が長すぎて視聴維持できてない
ーオチが曖昧で、商品とのつながりが弱い
ーセールス部分が急すぎて違和感がある
ー台本が薄く、芝居っぽさばかりが浮く
ーターゲット設定が甘く、誰にも刺さらない

など。
要するに、ちゃんと「見せる設計」と「売る設計」ができていないケースが多いんです。

逆にいうと、ここをしっかり設計できれば、
ショートドラマは“商品理解の深さ”と“感情導線”が両立できる最強フォーマットになります。

studio15は「売れる」までデザインしたドラマを作ります。

studio15では、実際にTikTok向けのショートドラマ販促企画を多数実施しています。

「商品はいいけど、どう見せたらバズるかわからない」
「ショートドラマ、やってみたいけどノウハウがない」
そんな方、ぜひご相談ください。

SNSで“売れる”ためのストーリー、私たちと一緒につくりましょう!

studio15編集部

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