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コラム

2025.5.20

【2026年10月最新】TikTok Shopとは?公認パートナーが仕組み・手数料・始め方・売上を伸ばす方法を解説

TikTok Shopの仕組み・手数料・始め方を解説する記事アイキャッチ
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※2025年5月20日公開/2026年10月21日更新。本記事は2026年10月20日時点で確認できた情報をもとに作成しています。

TikTok Shop(ティックトックショップ)とは、TikTokアプリ内で商品を発見し、購入・決済まで完結できるEC機能です。

Amazonや楽天市場のように欲しい商品を検索して購入するだけでなく、ショート動画やLIVE配信を見ている途中で商品と出会い、そのまま購入できる「ディスカバリーEコマース」が特徴です。

TikTok Shopは2025年6月30日に日本でサービスを開始。2026年6月時点の利用者数は、2025年7月比で30倍以上に拡大しています。また、国内GMV(流通取引総額)の70%以上が動画やLIVE配信などのコンテンツを起点に発生しています。(※1、※2)

しかし、単に商品を出品すれば売れるわけではありません。ショート動画・クリエイター・LIVE・広告を組み合わせ、商品が発見される機会を増やすことが重要です。

本記事では、TikTok Shopの公式パートナー資格(TSP・TAP・CAP・ISV)を保有し、日本でのサービス開始当初から企業・クリエイター双方を支援してきたstudio15が、仕組みや販売手数料、出店方法、売上を伸ばすための運用戦略を、最新の公式情報と独自データをもとに解説します。

TikTok Shopを1分で理解|最新データまとめ

まずは、TikTok Shopの基本情報を整理します。

項目 内容
日本サービス開始 2025年6月30日
国内TikTok・TikTok Lite合計MAU
※重複除外
約4,950万人(2026年5月末時点)
国内TikTok Shopセラー 5万店以上(2025年12月末時点)
国内TikTok Shopクリエイター 約20万人(2025年12月末時点)
国内TikTok Shop利用者数 2025年7月比30倍以上(2026年6月時点)
利用者の年齢構成 18〜34歳:約40%/35歳以上:約60%
コンテンツ起点GMV 全体の70%以上
LIVE経由GMV コンテンツ経由GMVの約60%
販売手数料 カテゴリー別7〜12%
主な販売方法 ショート動画、LIVE、Shop Tab、Showcase、クリエイターアフィリエイト

出典:TikTok Newsroom、TikTok for Business、TikTok Shop Academy(※1〜4、※6)
※集計対象と基準日は指標ごとに異なります。国内MAUは2026年5月末時点のTikTokとTikTok Liteの利用者数を重複除外して合算した数値であり、TikTok Shop利用者数ではありません。

01. TikTok Shopとは?

TikTok Shopは、TikTokアプリ内に商品販売機能を組み込んだECサービスです。

従来のSNSマーケティングでは、動画からプロフィール、外部ECサイトへと移動する必要がありました。
一方、TikTok Shopでは、「動画・LIVEを視聴 → 商品をタップ → アプリ内で購入」という短い導線で購買につなげられます。(※1)

また、TikTokのレコメンド機能により、フォローしていない企業やクリエイターの投稿もユーザーに届く可能性があります。
これまで商品を知らなかった潜在顧客との接点を作れることが、TikTok Shopの大きな特徴です。

02. 日本のTikTok Shop市場はどこまで成長している?

利用者数は1年で30倍以上に拡大

TikTok Shop Japanが2026年7月に発表した1周年データによると、2026年6月時点の利用者数は2025年7月と比較して30倍以上になりました。(※2)
同発表によると、2025年6月30日から2026年6月30日までのGMVの70%以上が、ショート動画やLIVE配信などのコンテンツ経由で発生しています。
2026年2月に発表されたサービス開始半年時点のデータでも、国内のアクティブセラーは5万店以上、TikTok Shopクリエイターは約20万人に達していました。(※3)

利用者の約6割が35歳以上

TikTok Shopは若年層だけのECサービスではありません。
2026年6月時点の国内利用者の年齢構成は、18〜34歳が約40%、35歳以上が約60%です。(※2)
また、2026年5月末時点の国内月間アクティブユーザー数は、TikTokとTikTok Liteを重複除外して合算した約4,950万人です。これはTikTok Shop利用者数を示すものではありません。(※4)
美容・アパレルだけでなく、食品、生活用品、家電など、幅広い世代を対象とした商品にも販売機会が広がっています。

03. 世界のTikTok Shop市場はどの程度成長している?

TikTok Shopは東南アジア、米国、欧州、日本、中南米などへ展開し、グローバルで成長しています。
Momentum WorksとTabcutによる外部調査では、2026年上半期の世界GMVは約503億ドルと推計され、前年同期比で約92%増加しました。(※5)

市場 2026年上半期GMV(推計)
世界全体 約503億ドル
米国 約118億ドル

※外部調査による推計値であり、TikTokの公式発表値ではありません。
ただし、売上の発生経路は市場によって異なります。例えば、米国ではショップ内での購入が大きな割合を占める一方、日本ではLIVE配信の重要性が高い傾向があります。

海外の成功手法をそのまま導入するのではなく、日本の購買行動に合わせた運用が重要です。

04. Amazon・楽天市場とTikTok Shopは何が違う?

TikTok Shopと従来型ECの大きな違いは、商品との出会い方にあります。

比較項目 TikTok Shop Amazon・楽天市場など
購買の起点 動画・LIVEなどでの発見 検索・比較、レコメンドなど
購買前の状態 商品を知らない場合も多い 欲しい商品が決まっていることが多い
主な集客方法 動画・LIVE・クリエイター・広告 検索・広告・レビュー
販売の担い手 セラー+クリエイター 主に販売事業者(紹介者が関わる場合もある)
コンテンツの役割 集客と販売を兼ねる 検索・比較・購入を支援
購買のきっかけ 「見ていたら欲しくなった」 「必要なものを探して買う」

※比較表は、それぞれのプラットフォームで相対的に強みとなる購買導線を整理したものです。Amazon・楽天市場にもレコメンドやコンテンツを起点とする購買があり、TikTok Shopにも検索・比較機能があります。

TikTok Shopでは「知らなかった商品を発見する」ことから購入が始まります。
一方、Shop Tabや検索機能も備えているため、TikTok Shop内で商品を探して購入することもできます。
TikTok Shopは既存ECを置き換えるものではなく、新たな顧客との接点を作る販売チャネルとして併用できる点が特徴です。

05. TikTok Shopにはどんな売り場がある?

TikTok Shopには複数の販売導線があり、それぞれ役割が異なります。

売り場 特徴 主な役割
カート付きショート動画 動画から直接購入できる 商品発見・継続販売
LIVEコマース 実演や質問対応を通じて販売 商品理解・即時購入
ショーケース プロフィール上に商品を一覧表示 常設の購入導線
ショップタブ・検索 ユーザーが商品を検索・比較 指名買い・比較検討
Shoppable Photo 写真投稿に商品を紐づける 商品紹介・購買誘導
TikTok Shopの主な売り場と販売導線

カート付きショート動画

商品リンクを設定した動画を投稿し、視聴者がそのまま商品を購入できる仕組みです。投稿後もおすすめ表示や検索から視聴される可能性があります。

LIVEコマース

セラーやクリエイターが商品を紹介・実演し、視聴者の質問にリアルタイムで回答しながら販売します。

ショーケース・ショップタブ

プロフィールの商品棚や専用のショップタブを通じて、ユーザーが商品を探して購入できます。動画を視聴した後の購入導線としても機能します。

Shoppable Photo

写真投稿から商品を直接購入できる機能です。2026年8月から日本でもテスト提供されており、現時点では利用できるアカウントが限定されています。(※7)

06. TikTok Shop最大の特徴「クリエイターアフィリエイト」

TikTok Shopのオープンコラボとターゲットコラボの違い

TikTok Shopの特徴的な仕組みの一つが、クリエイターアフィリエイトです。
セラーがクリエイターに商品紹介を依頼し、動画やLIVE配信を通じて購入が発生すると、設定された成果報酬を支払う仕組みです。
主な協業方法は2つあります。

協業方法 特徴
オープンコラボ 多くのクリエイターに商品を公開し、参加を募る
ターゲットコラボ セラーが特定のクリエイターに直接オファーする

TikTok Shop公式資料では、中堅〜トップクラスのクリエイターにとって、ターゲットコラボが重要な協業のきっかけになっていると説明されています。(※8)
一方、クリエイターには日々多くの商品案内が届くため、単に商品を登録したり、オファーを送ったりするだけでは十分ではありません。
商品との相性、報酬率、サンプル提供、企画内容などを設計し、クリエイターに選ばれることが重要です。

TikTok Shopクリエイターが見ているマーケットプレイス、DMの画面
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TikTok Shopのアフィリエイト機能の詳細は以下の記事をご覧ください。
TikTok Shopで成果を出すアフィリエイト設計 – オープンコラボ vs ターゲットコラボの使い分け

TikTok Shop広告プロダクト「GMV Max」で成果の出たコンテンツを広告展開

TikTok Shopでは、広告プロダクト「GMV Max」を活用して販売拡大を図ることもできます。
GMV Maxは、売上やROAS(広告費用対効果)の目標を軸に広告配信を最適化する仕組みです。

自社の動画だけでなく、必要な利用権限を得たクリエイターの投稿やLIVEコンテンツを広告に活用でき、成果の良いクリエイティブをより多くのユーザーに届けることができます。

アフィリエイト施策で売れる訴求を発見し、GMV Maxによって販売規模を拡大する運用が考えられます。

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07. TikTok Shop出店直後の注文数制限

TikTok Shopでは、新規ショップに「Shop Start-Up Period(ショップ立ち上げ期間)」が設けられています。(※9)
この期間は、ショップの実績や運用品質に応じて、1日に受け付けられる注文数や商品掲載数に上限が設定されます。

ステージ 1日の注文上限 商品掲載上限
Beginner 30件 100商品
Standard 50件 200商品
Premium 100件 1,000商品
Pro 本プログラム上の制限なし 本プログラム上の制限なし

新規ショップは原則Beginnerから開始し、注文実績やショップパフォーマンスなどの条件を満たすと、段階的に上限が拡大します。
なお、ステージの移行には、販売実績だけでなくコンプライアンスやショップ評価などの条件も適用されます。

立ち上げ期には、主力商品を絞って動画・LIVE・クリエイター施策を展開し、安定した運用実績を積み上げることが重要です。

08. 日本のTikTok ShopでLIVE配信が重要な理由

日本のTikTok Shopでは、LIVEコマースが重要な販売手法となっています。
TikTok Shop Japanが2026年7月に公表したデータによると、国内のコンテンツ経由GMVの約60%がLIVE配信から発生しています。(※2)

LIVE配信の強みは、視聴者の疑問にその場で答えられることです。
例えば、商品のサイズ感、使用方法、他商品との違いなどを実演しながら説明でき、商品への理解と納得感を高められます。
また、以下のような施策と組み合わせることで、購入のきっかけを作ることもできます。

・LIVE配信中の限定割引
・時間限定クーポン
・LIVE限定セット
・数量限定の商品・特典

特に、説明を受けることで価値が伝わる商品や、購入前に不安を解消したい商材との相性が高い販売方法です。
ただし、単に長時間配信すれば売れるわけではありません。出演者の商品理解、説明力、企画、配信時間帯、視聴者とのコミュニケーションなどを継続的に改善する必要があります。

09. studio15が運用で発見した「ショート動画の資産価値」

studio15がTikTok Shop運用で重視しているのが、ショート動画の「ストック型資産」としての価値です。

LIVE配信はリアルタイムでの販売促進に強い一方、ショート動画は投稿後もおすすめ表示や検索などから継続的に視聴され、購入につながる可能性があります。

動画経由GMVの約70%が投稿2か月以上前の動画から発生

studio15が2026年上半期の運用実績を分析したところ、分析対象のショート動画経由GMVの約70%が、投稿から2か月以上経過した動画から発生していました。(※10)

例えば、フォロワー約8,900人のTikTok Shop特化クリエイターが2025年11月に投稿したカー用品の動画では、2026年1〜6月に約270万円のGMVが発生。

投稿から約7か月後の2026年6月にも、単月約67万円のGMVを生み出しています。
このように、ショート動画は投稿直後の再生数だけでなく、中長期的な販売への貢献も評価することが重要です。

クリエイター数・投稿数の拡大が販売機会を増やす

GMV発生動画の生存率推移

studio15の運用データでは、同じ商品の紹介動画が概ね100本以上、起用クリエイターが100人以上になると、中長期的に動画経由GMVが発生する傾向が確認されています。(※10)

また、初月にGMVが発生した動画100本を追跡したところ、約30%は数か月後も売上を生み出していました。
※いずれもstudio15の分析対象における傾向であり、すべての商品に100本・100人が必要という意味ではありません。

重要なのは、投稿数を増やすこと自体ではなく、異なるクリエイターや訴求方法を試し、売上につながる組み合わせを発見することです。
ショート動画で商品との接点を増やし、LIVEで商品理解と購入意欲を高める。 この2つを組み合わせた販売導線が、TikTok Shopの運用では重要になります。

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ショート動画施策の価値に関する詳細は以下の記事をご覧ください
TikTok Shop攻略の鍵:ショート動画がもたらす「ストック型資産」としての価値

10. studio15のTikTok Shop成功事例

TikTok Shopでは、商品の特徴や企業の運用体制によって、有効な販売戦略が異なります。
ここではstudio15が支援した2つの事例を紹介します。

事例① DINETTE「PHOEBE BEAUTY UP」|LIVE中心の販売戦略

まつ毛美容液を展開する「PHOEBE BEAUTY UP」では、LIVEコマースを中心にクリエイターアフィリエイト動画を組み合わせた施策を展開しました。(※11)
3か月間の主な実績は以下のとおりです。

指標 実績
LIVE配信数 356枠
累計LIVE時間 約625時間
参加クリエイター のべ323名
ショート動画 1,018本
販売数量 1,099個(951注文)

販売件数の73.9%がLIVE経由で、上位2名のライバーが販売件数の67.2%を創出しました。
また、3か月目の動画経由売上の88%は、前月以前に投稿された動画から発生しています。

LIVEによる集中的な販売と、過去動画による継続的な購入を組み合わせた事例です。

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DINETTE社、TikTok Shop支援事例の詳細は以下の記事をご覧ください
【DINETTE様 TikTok Shop運用事例】美容D2Cがライブコマース中心の設計で3か月1,000個超を販売

事例② バッカス「Pitsole」|GMV Max×LIVEでカテゴリー1位を獲得

機能性インソール「Pitsole」では、公式動画、クリエイター投稿、LIVE、GMV Maxを組み合わせたプロモーションを展開しました。(※12)
TikTok Shop開始から約1か月でカテゴリー1位を獲得し、その後3か月間のGMVは累計1,000万円以上に成長しています。
さらに、TikTok上での露出拡大に伴い、他ECモールへのアクセスや売上も5〜10%増加しました。

TikTok Shop内での直接的な売上だけでなく、商品認知の拡大が既存ECにも波及した事例です。

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2つの事例からわかること

PHOEBE BEAUTY UPではLIVEとクリエイター動画の組み合わせ、Pitsoleでは動画・LIVE・広告を連動させた販売拡大が成果につながりました。
TikTok Shopの運用では、商品特性やクリエイターとの相性を踏まえ、効果的な施策に投資を集中させることが重要です。

11. TikTok Shopの販売手数料はいくら?【2026年9月改定】

2026年9月1日から、日本のTikTok Shopではカテゴリー別の販売手数料が適用されています。
2026年10月時点の基本料率は7〜12%です。(※6)

手数料率 主なカテゴリー 代表的な例外
7% 食品・ドリンク、家電、スマホ・デジタル機器、家具、中古など ビール・ワイン・スピリッツは12%
9% 日用雑貨、キッチン用品、本・雑誌、工具など 一部の日用品は7%
10% 美容・パーソナルケア、健康、シューズ、スポーツ用品など 美容家電などは7%
12% アパレル、バッグ、ファッション小物、ペット用品など 犬・猫用フードやトイレなどは7%

※一部カテゴリー・サブカテゴリーには例外があります。最新の料率はTikTok Shop Academyで確認してください。
例えば、販売手数料の計算対象額が3,000円の商品では、7%なら210円、12%なら360円が販売手数料の目安になります。
ただし、実際の利益計算では、販売手数料だけでなく、アフィリエイト報酬、広告費、配送料、返品・返金なども考慮する必要があります。
また、新規セラー向けには、所定の条件を満たすことで一定期間の手数料優遇を受けられるプロモーションが案内されています。適用条件や実施期間は最新情報を確認しましょう。

12. TikTok Shopへの出店方法

TikTok Shopは、条件を満たした法人または個人販売者が出店できます。(※13)
出店から販売開始までの一般的な流れは以下のとおりです。

1. Seller Centerアカウントを作成する
TikTok Shopのセラー登録ページから手続きを開始します。

2. 事業者情報・必要書類を提出する
法人または個人販売者として必要な情報を登録します。

3. ショップ情報を設定する
ショップ名、倉庫・発送元、銀行口座などを設定します。

4. 商品を登録する
商品名、画像、価格、在庫などを登録します。

5. TikTokアカウントを連携する
ショップと公式アカウントを連携します。

6. アフィリエイト条件を設定する
必要に応じて成果報酬率やクリエイターとのコラボレーションを設定します。

7. 動画・LIVE・広告による販売を開始する
販売実績を確認しながら改善を進めます。

なお、法人セラーは認証済みの企業体1つにつき最大5ショップ、個人販売者は1人につき1ショップという登録上限が案内されています。(※14)
また、制限付き商品については、出店手続きに加えて商品カテゴリーの販売資格申請などが必要です。
出店そのものと、特定カテゴリーの商品を販売するための資格は別に確認する必要があります。

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studio15の支援サービスは以下のページをご覧ください
studio15のTikTok Shop出店&運用支援サービス

13. TikTok Shopに向いている商品とは?

TikTok Shopでは、商品カテゴリー以上に、動画やLIVEを通じて商品の価値を伝えられるかが重要です。

相性が良い傾向 理由
使用シーンを実演できる 商品の特徴や使い方が伝わりやすい
使用前後の変化がわかる 視覚的に特徴を理解しやすい
見た目に特徴がある スクロール中の興味を引きやすい
日常の課題を解決する 自分に必要な商品だと感じてもらいやすい
価格メリットが伝わる 購入判断の材料を提示しやすい
説明すると魅力が増す LIVEでの接客と相性が良い

美容・コスメ、アパレル、食品、生活用品、家電などは、動画を活用した商品紹介を検討しやすいカテゴリーです。
ただし、高価格帯の商品でも、LIVE配信によって商品理解や納得感を高められる場合があります。
また、使用前後の比較や機能性の説明では、薬機法・景品表示法やTikTok Shopのコンテンツポリシーを遵守する必要があります。

14. 2026年に注目したいTikTok Shopの新機能

TikTok Shopでは、動画・LIVE以外にも販売機会を広げる機能が追加されています。

外部トラフィックプログラム(ETP)

外部トラフィックプログラムは、クリエイターが発行したアフィリエイトリンクを、TikTok以外のSNSやWebサイトなどで共有できる仕組みです。(※15)
Instagram、YouTube、ブログ、ニュースレターなどからTikTok Shopへ送客でき、既存のフォロワーやコミュニティを活用した販売が可能になります。
リンクの有効期限や成果報酬の計測期間などには条件があるため、運用時には確認が必要です。

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TikTok Shop外部トラフィックプログラムの詳細は以下の記事をご覧ください
【TikTok ShopをTikTok外でも】「外部トラフィックプログラム」導入ガイド

LIVEオークション

LIVE配信中に視聴者がリアルタイムで入札し、最も高い価格を提示したユーザーが購入する販売方式です。(※16)
コレクション商品などとの相性が考えられますが、利用にはショップやクリエイターのパフォーマンス条件があり、すべてのセラーが利用できるわけではありません。

Shoppable Photo

写真投稿に商品リンクを設定し、投稿から直接購入できる機能です。(※7)
2枚以上の画像を使い、1投稿に最大10商品を紐づけられます。動画制作の負担を抑えながら商品を紹介する手段として注目されています。
ただし、2026年10月時点で確認できる公式資料ではテスト段階と案内されており、一部アカウントのみ利用可能です。

15. TikTok Shopの禁止・制限商品とコンテンツ

TikTok Shopでは、すべての商品を自由に販売できるわけではありません。
販売できない「禁止商品」「対象外商品」に加え、追加の資格や許可が必要な「制限付き商品」があります。(※17)
特に注意したいカテゴリーは以下のとおりです。

・医薬品・健康関連商品
・美容・化粧品
・酒類など年齢・許認可に関わる商品
・中古品・ブランド商品

例えば、酒類は対象となるセラーや販売資格に関する条件が定められています。
また、商品自体が販売可能でも、動画やLIVEでの誇大表現、根拠のない効能効果の訴求などがコンテンツポリシーに抵触する場合があります。(※18)

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TikTok Shopにおける酒類の取り扱い詳細は以下の記事をご覧ください
TikTokでお酒のPRはできる?広告規約・実施手順・国内事例4選

セラーは商品登録時だけでなく、動画やLIVEの制作時にも関連する規約を確認することが重要です。

16. TikTok Shopに関するよくある質問(FAQ)

Q. TikTok Shopは若者向けのサービスですか?

若年層だけではありません。2026年6月時点の国内利用者は、18〜34歳が約40%、35歳以上が約60%を占めています。(※2)

Q. フォロワーが少なくてもTikTok Shopで売れますか?

可能性はあります。TikTokでは動画単位でおすすめフィードに表示されるため、自社アカウントのフォロワー数だけでリーチが決まるわけではありません。また、クリエイターアフィリエイトを活用すれば、自社アカウント以外からも商品を紹介できます。

Q. TikTok Shopで販売するにはLIVE配信が必須ですか?

必須ではありません。ショート動画やShop Tab、ショーケースからも購入できます。ただし、日本ではLIVE経由のGMVが大きく、短期的に売上を促進したい場合には重要な販売手法です。

Q. TikTok ShopとAmazon・楽天市場は併用できますか?

併用できます。TikTok Shopで商品を発見したユーザーが、後から既存ECで購入することも考えられます。studio15のPitsole支援事例では、他ECモールへのアクセス・売上の増加も確認されています。(※12)

Q. TikTok Shopで1日30件売れれば、おすすめに載りますか?

TikTok Shopがそのような公式基準を公表しているわけではありません。
新規ショップのBeginnerステージには1日30件の注文上限がありますが、これはショップ立ち上げ期間における制限であり、おすすめ表示の条件ではありません。(※9)

Q. TikTok Shopの運用代行会社はどう選べばよいですか?

TikTok Shopの公式パートナー資格に加え、実際の販売実績、クリエイターとのネットワーク、LIVE運用、広告、商品・物流管理などの支援範囲を確認することが重要です。
動画制作だけでなく、販売成果につながる運用設計ができるかが選定のポイントになります。

Q. TikTok Shopの販売手数料はいくらですか?

日本のTikTok Shopでは、2026年9月1日以降、商品カテゴリーに応じて原則7%・9%・10%・12%の販売手数料が適用されています。一部サブカテゴリーには例外があります。クリエイターへの成果報酬、広告費、配送料などは別途確認が必要です。(※6)

Q. TikTok Shopに出店するには何が必要ですか?

法人または個人販売者としてSeller Centerで登録し、必要な事業者情報・書類を提出します。審査後、ショップ・配送・入金先・商品情報などを設定して販売を始めます。制限付きカテゴリーは追加の販売資格が必要になる場合があります。(※13、※14)

17. まとめ:TikTok Shopは「発見から購入」までをつなぐEC

TikTok Shopとは、ショート動画やLIVE配信を通じて商品を発見し、アプリ内で購入まで完結できるEC機能です。
日本では2025年6月のサービス開始以降、利用者や販売カテゴリーが拡大し、若年層に限らない購買チャネルへと成長しています。

TikTok Shopで売上を伸ばすためには、商品を出品するだけでなく、動画・LIVE・クリエイターアフィリエイト・GMV Maxを組み合わせ、商品が発見される機会を増やすことが重要です。

そのうえで、成果の高いクリエイターや訴求、販売方法を見つけ、継続的に改善していくことが売上拡大につながります。

18. TikTok Shopの出店・運用支援ならstudio15へ

studio15株式会社は、TikTokに特化したマーケティング支援企業です。
TikTok Shopでは、TSP(TikTok Shop Partner)、TAP(TikTok Affiliate Partner)、CAP(Creator Agency Partner)、ISV(Independent Software Vendor)などの公認パートナー資格を保有しています。
2019年の創業以来、500社・6,000件以上のTikTokマーケティング施策を支援し、所属・提携クリエイター5,000組のネットワークを構築しています。(2026年8月時点)

TikTok Shopにおいては、以下の領域を一気通貫で支援しています。

・出店・ショップ設計、商品戦略
・クリエイターキャスティング、アフィリエイト運用
・ショート動画制作・運用
・LIVEコマース運用・キャスティング
・GMV Maxなどの広告運用
・データ分析・改善
・商品・コンテンツに関するコンプライアンス対応

TikTok Shopで成果を出すために重要なのは、動画を制作すること自体ではありません。
売れる商品 × 売れるクリエイター × 売れる動画 × 売れるLIVEの組み合わせを発見し、販売規模を拡大できる仕組みを作ることです。

「これからTikTok Shopに出店したい」「出店後の売上を伸ばしたい」「クリエイターアフィリエイトを強化したい」「LIVEや広告まで含めて運用したい」という企業様は、ぜひstudio15までご相談ください。

参考文献・出典

※1 TikTok Newsroom「TikTok Shopを日本で提供開始!」(2025年6月30日)
https://newsroom.tiktok.com/tiktok-shop-launch-japan?lang=ja-JP
※2 TikTok Newsroom「TikTok Shop、日本での提供開始から1年」(2026年7月28日)
https://newsroom.tiktok.com/tiktok-shop-japan-1st-year-anniversary?lang=ja-JP
※3 TikTok Newsroom「TikTok Shop、日本での提供開始から半年が経過」(2026年2月3日)
https://newsroom.tiktok.com/tiktok-shop?lang=ja-JP
※4 TikTok for Business「TikTok Socio-Economic Impact Report」(2026年6月10日)
https://ads.tiktok.com/business/ja/blog/tiktok-socio-economic-impact-report-2026
※5 Momentum Works / Tabcut「TikTok Shop on track to surpass US$100 billion GMV globally in 2026」(2026年8月6日)
https://thelowdown.momentum.asia/tiktok-shop-on-track-to-surpass-us100-billion-gmv-globally-in-2026/
※6 TikTok Shop Academy「TikTok Shopの販売手数料」(2026年8月31日更新)
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=96782861174545
※7 TikTok Shop Academy「Shoppable Photo」(2026年8月23日)
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=2173258265151233&lang=en
※8 TikTok Shop Academy「How to Use Target Collaboration Efficiently」(2026年2月13日)
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=5298895833302801&lang=ja-JP
※9 TikTok Shop Academy「Shop Start-Up Period for New Shops」(2026年5月19日)
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=4453830545491713
※10 studio15「TikTok Shop攻略の鍵:ショート動画がもたらす『ストック型資産』としての価値」(2026年7月28日)
https://studio15.co.jp/column/tiktok-shop-short-movie-stock
※11 studio15「DINETTE様 TikTok Shop運用事例」(2026年8月28日)
https://studio15.co.jp/column/tiktok-shop-live-commerce-cosme-dinette
※12 TikTok for Business「バッカス『Pitsole』TikTok Shop売上成長事例」(2026年4月10日)
https://ads.tiktok.com/business/ja/blog/bacchus-pitsole-studio15-interview
※13 TikTok Shop Academy「Seller Registration」(2026年5月26日)
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=69203995543313
※14 TikTok Shop Academy「販売者登録に関するよくあるご質問」
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=2721464348837633&lang=ja-JP
※15 TikTok Shop Academy「アフィリエイトリンク – セラー向け機能ガイド」
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=1341131783243537
※16 TikTok Shop Academy「オークション取引ガイド」
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=4065938744526593&lang=ja-JP
※17 TikTok Shop Academy「禁止商品と対象外商品」
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=2721296229418769
※18 TikTok Shop Academy「TikTok Shopコンテンツポリシー」
https://seller-jp.tiktok.com/university/essay?knowledge_id=2707587427927825
最終確認日:2026年10月20日
※本記事は公開情報とstudio15の運用実績に基づく一般的な解説です。販売手数料、出店条件、利用可能な機能などは変更される場合があります。実際の運用では最新の公式情報をご確認ください。

執筆・監修

岩佐 琢磨|studio15株式会社 代表取締役
大和アセットマネジメントを経て、2017年から株式会社セレスの経営企画室でスタートアップ投資・M&Aに従事。2020年にstudio15へ出資し、2021年10月の完全子会社化と同時に代表取締役に就任。

studio15は2019年設立のTikTok特化型マーケティング支援企業。所属約300組、提携を含め約5,000組のクリエイターネットワークを有し、500社・6,000件以上のTikTokマーケティング施策を支援(いずれも2026年8月時点)。

同社はTikTok ShopのTSP・TAP・CAP・ISVやTikTok GO認定エージェンシーなどの公式パートナー資格を保有。また、岩佐はTikTok for Businessが提供する「TikTok Media Buying Professional」の認定資格を保有している。

ショートドラマアカウント「ドラマみたいだ」の運営など、TikTokに関する多様な事業を展開している。

X:https://x.com/iwasa_studio15
note:https://note.com/major_nerine3886

【メディア掲載・出演実績(抜粋)】
・通販新聞(紙面、2026年5月、第2038号/2039号)「拡大するティックトックショップ」
・TikTok for Business公式ブログ(2026年4月)「開始1か月でカテゴリー1位を達成!バッカス『Pitsole』が実現したGMV Max×LIVE配信によるTikTok Shop売上成長と波及効果」
・朝日新聞(2026年1月)「買い物に広がる『ライブ配信』の波」にコメント掲載
・日経クロストレンド(2025年12月)「TikTok Shop挽回のヒントは米国にあり」
・日経エンタテインメント!(紙面、2025年12月号)「縦型ショート動画 勝ち筋はどこだ?」第3回
・TikTok for Business公式ブログ(2025年7月)「3つの認定パートナーを取得したstudio15に聞く、TikTok Shop活用支援メソッド」
・日本ネット経済新聞(2025年6月)「岩佐社長『コンテンツ武器に』」
・販促会議(2023年12月号)「プロモーションのAtoZをおさらい!『TikTok』の活用ポイント」

studio15編集部

studio15株式会社は、TikTokに特化したマーケティング支援企業です。 TikTok MCN、TikTok Shop(TSP、TAP、CAP、ISV)、TikTok GO、ショートドラマなど、ByteDance社の公認パートナー資格を複数保有。 2019年創業以来、企業のTikTokアカウント運用、クリエイタータイアップ、広告運用、TikTok Shop・TikTok GO支援、ショートドラマ制作などを提供。 500社・6,000件以上の支援実績(2026年8月時点)と、所属提携クリエイター5,000組のネットワーク(2026年8月時点)を活かし、企業、クリエイター双方の成長を一気通貫で支援しています。 その実績をもとに企業向けに最新のトレンドやTikTokノウハウをお伝えする情報を発信しています。

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