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コラム

2026.8.14

TikTok Shopにクリエイターコラボは必要?売上を左右する『初動』の作り方【セラー向け】

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こんにちは。studio15で代表を務める岩佐です。

TikTok Shopは、Amazonや楽天等の他ECモールと同じ業務に加えて、動画にライブ配信とコンテンツ回りでいろいろあって何をやったらいいのか分からない…
やることが多い中でクリエイターコラボはやる必要があるのか…
そんなセラーの方も多いのではないでしょうか。

今回は、そういったセラーの方向けに書きました。

結論としては、リソースが足りないセラーこそクリエイターコラボを最優先すべきです。TikTok Shopはアルゴリズムの影響が大きく、初動(初期の販売実績)を作れるかでコンテンツの再生回数が数百倍以上変わり、結果として売上の成長も変わるからです。

他ECモールとの大きな違い

TikTok Shopは、ただ出店するだけだと何も動きません。
動画やライブといったコンテンツがあって初めて機能する点が他ECモールとの大きな違いです。
他ECモールの場合、外部媒体からの流入やモール内での検索からの流入などで商品ページにたどりついてくれます。

一方、TikTok Shopの場合、たまたま動画やライブを見て商品を知って購入するユーザーがほとんどなので、コンテンツがないと知られるきっかけがありません。

TikTok Shop成功のカギ=初動

TikTok Shopでは、コンテンツが起点になる中で、最も重要なのがセラーとしての初動(初期の販売実績)をいかに作るかです。
初動がないと、売上が伸びていくサイクルに入れません。一方、初動ができるとスムーズに売上が伸びやすくなります。

初動ができるとすべての施策の効果が増大

なぜ初動が大事かというと、TikTok Shopではアルゴリズムの要素が強いからです。販売実績が生まれると、TikTokのアルゴリズムにおいて売れている商品だと判断され、動画やLIVEといったコンテンツの再生回数・視聴回数が増加しやすくなります。

アルゴリズムの優遇を受けられると、同じクリエイター・クオリティの動画でも再生回数が数百再生から数万~数百万再生と再生回数の桁が変わります。LIVE配信も同様で、impression(表示回数)の桁が変わります。

実際に、多くのクリエイターにおいて、投稿した動画が売れている商品(アルゴリズムで優遇されてる商品)の動画を投稿した時と、そうでない商品の動画を投稿した時では、再生回数の桁が異なる形となっています。
下記はその一例です。

売れている商品の場合、再生回数が数万~数十万に

売れている商品の場合、再生回数が数万~数十万に

そのため、TikTok Shopにおいては、どのようなクリエイターを起用するかや、どのようなクリエイティブにするかももちろん重要ですが、アルゴリズムをいかに味方につけるかの設計が非常に重要となっています。

クリエイターもアルゴリズムの重要性を理解しているので、初動が出始めるとクリエイターからの動画投稿・LIVE配信希望も増えやすくなり、良いサイクルに入ります。

初動→クリエイターの投稿・配信が増加→さらに売れる→さらに投稿・配信が増加、、、の流れを作っていくことが売上拡大のポイントです。

また、セラー公式アカウントで動画投稿やLIVE配信をする場合も同様なので、いずれの施策を実施する場合も避けられないポイントになります。

アルゴリズムはSKU(商品)単位でかかる

注意が必要なのが、アルゴリズムは、セラー単位ではなく、SKU単位でかかる点です。
下記のように同じセラーが取り扱っている商品でも売れてる商品と売れてない商品の差が大きくなるケースがよくあるのは、アルゴリズムの影響も大きいのです。

同じセラーの商品でも、8,493点販売の商品と3点販売の商品が並ぶ

同じセラーの商品でも、8,493点販売の商品と3点販売の商品が並ぶ

どのように初動を生み出すのか?

そのような前提の上でを生み出していくのに効率的なのがクリエイターコラボです。

販売実績がなく、アルゴリズムがかかっていない状態では、元々フォロワー数の多くない公式アカウントで動画投稿やLIVE配信をしても、工夫をしない限りユーザーにコンテンツがなかなか届かず販売するのは至難の業です。

一方で、クリエイターコラボであれば、各クリエイターのアカウント基盤(フォロワー数・再生回数)×クリエイター起用人数だけユーザーにコンテンツが届いていきます。

クリエイターの力を使ってユーザーにコンテンツを届けたうえで、商品力や商品のオファー(価格や特典等の条件)が魅力的であれば販売につながり、初動が生まれていきます。
なので、手が回らないセラーほど、まず優先すべき施策がクリエイターコラボだと言えます。

実際に売れているセラーでは、1か月に100本以上動画を投稿しているケースは珍しくありません。(1か月に1,000本以上投稿しているケースもあります)

1か月に1商品で300人以上起用、800本以上動画投稿をしている事例 出典:fastmoss
1か月に1商品で300人以上起用、800本以上動画投稿をしている事例
出典:fastmoss

また、下記の記事に記載したように、動画の場合は投稿した後数か月かけて継続的に売上を生んでくれるので、資産性もあり、売上を中長期的に伸ばしていくうえでも効果的です。

合わせて読みたい

TikTok Shop、ショート動画自体の価値についてはこちら
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初動を生んだ後のロードマップ

クリエイターをうまく起用して初動をつくり売上が拡大した後は、公式アカウントからの動画・LIVEでの販売を増やしていくことで、利益率を改善して収益回収フェーズに入っていくこともできます。

クリエイター経由での販売はクリエイターへのアフィリエイト報酬のコストがかかるため徐々に比率を下げ、アフィリエイト報酬のかからない公式アカウント経由での販売比率を上げていくイメージです。
そのため、初期的には売上を生みにくい公式アカウントも初期から地道に育てていくことで、中長期的なTikTok Shop運用が可能となります。

そして、クリエイター投稿は新たに販売を注力していきたい商品に重点を置いていくとセラーの店舗全体で売上を継続的に増加させていけます。

まとめ

これまで見てきたように、TikTok Shopではロードマップを引き、どの商品に注力するのか、どの施策に注力するのか、といったことを考えたうえで施策を行っていけるとスムーズに売上が拡大しやすくなっています。
そのうえで、初動づくりや売上のスケール拡大に効果的なクリエイターコラボを有効に活用していきましょう。

今後のコラムでは、TikTok Shopに向いている商品や売れやすい商品設計、クリエイターからサンプル申請(紹介希望)が来やすい成果報酬率等の条件設計、等についてご紹介していきたいと思います。

studio15では、クリエイターによる動画投稿やLIVE配信を月に1,000~5,000件行っており、豊富なクリエイター起用の経験を有しています。
クリエイターコラボを活用していきたいセラーの方は是非下記よりお問い合わせください。

また、studio15では、TikTok Shopの市場についても資料を出しているのでご興味のある方は下記からぜひ資料請求をいただければと思います。

FAQ(よくある質問)

出品する商品は絞るべき?

出品自体は絞らず、多数の商品でしていただいて問題ありません。そのうえで、どの商品の販売を注力していくかを意識すればいいのです。
まんべんなく商品を販売していくのではなく、順番を決めて販売の注力をしていけば、アルゴリズムを味方につけることができます。

初動の基準はありますか?

アルゴリズムがかかり始める明確な基準は公表されていません。
ただ、TikTok Shopでは、1日30件の販売実績があるSKU(商品)がHERO SKUとして定義されています。そのため、こちらを数日間達成し始めるとアルゴリズムがかかり始めると推測できます。

また、HERO SKUと鶏と卵ですが、TikTok Shopのアプリ内で見れるカテゴリランキングに載り始めた商品はアルゴリズムがかかりやすくなる傾向にあるので、こちらを指標にしていただくのも一つの目安として使えます。
こちらの基準はクリエイターの方が商品選定をする際にも使いやすいと思います。
カテゴリランキングは、TikTok Shopの権限が付与されているTikTokアカウントにて、プロフィール→TikTok Studio→クリエイター用TikTok Shop→商品ランキング から確認ができます。

TikTokアプリ内で確認できるカテゴリごとの商品ランキング

TikTokアプリ内で確認できるカテゴリごとの商品ランキング

ランキング入りしている商品は商品ページにも記載がされます。
ランキング入りした場合、他モールと同様に、商品ページに取り入れて権威性を上げるのに活用することも有効だと思います。

カテゴリランキング入りした場合、商品ページにもその旨が記載される。

カテゴリランキング入りした場合、商品ページにもその旨が記載される。

公式アカウントとクリエイターコラボどちらを優先すべき?

リソースが限られている場合、効率よく初動が作れるクリエイターコラボを優先することをおすすめします。
クリエイターコラボの場合、クリエイターのアカウント基盤(フォロワー、再生回数)×クリエイター起用人数 で拡散していきやすいので、一から公式アカウントを立ち上げるよりコンテンツの拡散が効率的です。

クリエイターは何人起用すべき?

最低限、50~100人は起用したいところです。TikTokでは、同じアカウントや同じクオリティの動画であっても、投稿タイミング等、様々な要因で動画が伸びる伸びないが変わる傾向があり、ある程度運の要素があります。そのため、一定の投稿量を担保できないと、ヒットクリエイティブが生まれにくいです。これはLIVE配信でも同様で、配信するタイミングで運の要素がある程度あるので、回数の担保が必要です。
余力がある場合、100人以上起用していけるとより効果が出やすいです。
また、1人のクリエイターに複数回投稿をしてもらうようにできるとより効率的になるので、そのあたりも意識したいところです。

クリエイターコラボに向かないケースは?

高価格帯でクリエイターにサンプルを配布しにくい商材等はクリエイターコラボではなく、公式アカウントでのLIVE配信などで販売していく方が適しているケースがあります。
studio15では、商品にあった戦略の設計をさせていただいておりますので、悩んだらぜひご相談ください。

執筆・監修

岩佐琢磨(studio15株式会社 代表取締役)
・大和アセットマネジメントに新卒で入社→2017年より東証プライム上場企業の株式会社セレスにて経営企画室でスタートアップ投資・M&Aを担当
・2020年にstudio15へ出資、2021年10月にM&Aによる完全子会社化と同時に代表取締役就任
・studio15は2019年設立。TikTok特化の広告代理店・クリエイター事務所(所属クリエイター約300組)
・これまで500社・6,000件以上のTikTok施策を支援(2026年8月時点)
・TikTok Shop認定代理店(TSP/TAP/CAP/ISV)
・TikTok GO認定エージェンシー
・累計6億再生のTikTok ショートドラマアカウント「ドラマみたいだ」運営
・TikTok for Businessが提供する公式の認定資格「TikTok Media Buying Professional」保有

X:https://x.com/iwasa_studio15
note:https://note.com/major_nerine3886

studio15編集部

studio15株式会社は、TikTokに特化したマーケティング支援企業です。 TikTok MCN、TikTok Shop(TSP、TAP、CAP、ISV)、TikTok GO、ショートドラマなど、ByteDance社の公認パートナー資格を複数保有。 2019年創業以来、企業のTikTokアカウント運用、クリエイタータイアップ、広告運用、TikTok Shop・TikTok GO支援、ショートドラマ制作などを提供。 500社・6,000件以上の支援実績(2026年8月時点)と、所属提携クリエイター5,000組のネットワーク(2026年8月時点)を活かし、企業、クリエイター双方の成長を一気通貫で支援しています。 その実績をもとに企業向けに最新のトレンドやTikTokノウハウをお伝えする情報を発信しています。

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